アゴダ(Agoda)はアジア圏のホテルに強い予約サイトで、日本語の画面で予約できます。ただし入力した情報は海外のホテルにそのまま渡るため、氏名などは日本語ではなくローマ字で入れる必要があります。画面が日本語なのに入力は英字、というねじれが迷いの原因です。この記事では、アゴダの予約で入力する欄を順に取り上げ、それぞれ何をどう書けばよいかを記入例つきで整理します。
氏名は「名」と「姓」をパスポートどおりに
予約画面の最初に出るのが氏名の欄です。日本語画面では「名」「姓」と表示されますが、中身は英語の First name と Last name です。
- 名(First name)
- TARO
- 姓(Last name)
- YAMADA
守るべき点は3つです。
- 1パスポートの綴りと1文字も違わないようにする(Ohno と Ono、Yuuki と Yuki のような長音の違いに注意)
- 2名と姓を逆にしない。日本語の「山田 太郎」の順に上から入れると入れ替わりやすい
- 3漢字・ひらがなは使わない
海外のホテルではチェックイン時にパスポートと予約名を照合します。多少の違いで宿泊を断られることはまれですが、照合に時間がかかったり、予約が見つからないと言われたりする原因になります。First name と Last name の区別はGiven nameとSurnameの意味で整理しています。
居住国・電話番号・メールアドレス
氏名の次は連絡先です。
- 居住国(Country of residence):日本に住んでいるなら「日本」。国籍ではなく住んでいる国を選びます
- 電話番号:国番号 +81 を選び、先頭の0を取って入れます。090-1234-5678 → 90-1234-5678
- メールアドレス:予約確認書が届くアドレス。スマホのキャリアメールは海外からのメールを受け取れない設定になっていることがあるので、Gmailなどを使うほうが確実です
電話番号は、ホテル側が到着の遅れや予約内容の確認で連絡してくることがあります。海外でも使える番号(海外ローミングやeSIMで使う日本の番号)を入れておきます。国際表記の詳しい書き方は日本の電話番号の国際表記を参照してください。
居住国と国籍の欄の違いはCountry of ResidenceとCitizenship・Nationalityの違いにまとめています。
カードの請求先住所(Billing Address)の書き方
決済時に請求先住所の入力を求められることがあります。表示されるかどうかは、カードの種類や決済方法、宿によって変わります。
ここに入れるのは**カード会社に登録している住所**です。今住んでいる住所でも、宿泊先の住所でもありません。カード会社は入力された住所(特に郵便番号)を登録情報と照合するため、一致しないと決済が通らないことがあります。
記入例(〒106-0032 東京都港区六本木3-12-5 森タワー205号室) Address Line 1:3-12-5 Roppongi Address Line 2:#205 Mori Tower City:Minato-ku State / Province:Tokyo ZIP / Postal Code:106-0032 Country:Japan
引っ越した後にカード会社への住所変更をしていない場合は、登録上の旧住所を入れます。請求先住所と配送先住所の違いは請求先住所と配送先住所の違いで、郵便番号や州で弾かれるときの直し方はZIP・Stateで弾かれるときの対処で解説しています。
家族や同行者の名前で予約する場合
予約者(支払う人)と宿泊者が違う場合は、「宿泊者は別の人」に当たる選択肢を選び、宿泊者の氏名を入れます。親が子どもの分を予約する、会社の総務が社員の出張を手配する、といったケースです。
- 宿泊者の氏名:実際に泊まる人のパスポートどおりのローマ字
- 予約者の氏名・連絡先:支払う人のもの
- カードの名義:支払う人のもの
宿によっては、チェックイン時に予約で使ったカードの提示を求めることがあります。カード名義人が同行しない予約では、事前にホテルへ確認しておくと安心です。複数人で泊まる場合の代表者名の考え方はホテル予約の宿泊者名の書き方にまとめています。
リクエスト欄と到着時刻
予約画面には、禁煙・ベッドの種類・高層階などを選ぶリクエスト欄があります。選択肢にないことを伝えたい場合は、自由入力欄に短い英語で書きます。
例 ・We will arrive late, around 11 pm.(到着が23時ごろになります) ・Non-smoking room, please.(禁煙室を希望します) ・Could we have two beds if possible?(可能ならベッド2台を希望します)
リクエストは宿への「お願い」であって、確約ではありません。どうしても必要な条件(ベッド2台など)は、部屋タイプの選択そのもので確保してください。到着が遅くなる場合の伝え方はホテルの到着予定時刻の書き方、リクエストの英文例はホテルのリクエスト欄の英語にまとめています。
予約IDとホテル側の確認番号
予約が完了すると、アゴダから予約確認書(メール)が届きます。ここに書かれている**予約ID(Booking ID)**は、アゴダ側で予約を管理する番号です。
チェックインでは、予約確認書の画面を見せるか、予約ID・氏名を伝えれば通じるのが一般的です。宿によっては、アゴダの予約IDとは別に宿側の確認番号を持っていることがあり、フロントで番号が見つからないと言われた場合は、氏名と宿泊日で探してもらうのが早道です。
予約サイトの番号とホテルの確認番号が別になる仕組みはエクスペディアの確認番号とはで詳しく解説しています。考え方はアゴダでも同じです。
よくあるエラーと対処
- 1「半角英字で入力してください」:氏名欄に漢字やかなが入っています。ローマ字に直します
- 2名と姓が逆に登録された:予約後に気づいたら、アゴダの予約管理画面かカスタマーサービスから修正を依頼します。放置せず早めに直すのが確実です
- 3電話番号でエラー:先頭の0を残したまま国番号を付けています。0を取ります
- 4決済が通らない:請求先住所(特に郵便番号)がカード会社の登録と一致しているか確認します。海外サイトでの決済をカード会社側で止めている場合もあるので、カードの利用制限も確認します
- 5予約確認メールが届かない:迷惑メールフォルダを確認し、それでも無ければアプリやサイトの予約一覧で確認します
画面の文言や項目は変更されることがあります。最終的には予約時の画面表示に従ってください。
GlobalShipsで請求先住所を英語に変換
GlobalShips(globalships.jp)は、郵便番号を入力するだけで都道府県・市区町村を自動補完し、英語表記の住所を生成する無料ツールです。Address Line 1/City/State/ZIP の欄ごとに分かれた形で出力されるので、アゴダの請求先住所の欄にそのまま貼り付けられます。処理はすべてブラウザ内で完結し、住所がサーバーに送信されることはありません。
他の予約サイトでの書き方はエクスペディアの住所入力、Booking.comの住所入力、ホテル予約の住所の書き方を参照してください。現地のチェックインで書く宿泊登録カードはホテルの宿泊登録カードの書き方にまとめています。