Booking.com・Expedia・Agoda・Hotels.comなど海外のホテル予約サイトでは、予約者情報として日本の住所を英語(ローマ字)で入力する必要があります。日本語のまま入力するとエラーになったり、予約確認メールやクレジットカードの認証(本人確認)がうまくいかないことがあります。本記事では、海外ホテル予約サイトの住所欄を正しく埋める方法を解説します。
ホテル予約サイトの住所欄は英語で逆順に入力
海外ホテル予約サイトの住所入力欄は、英語圏の住所フォーマットに合わせて設計されています。日本の住所とは逆に、小さい単位から大きい単位の順で各欄に振り分けます。
- Address(住所)
- 番地+町名+建物名(例:2-16-3 Konan)
- City(市区町村)
- Minato-ku
- State / Region(都道府県)
- Tokyo
- ZIP / Postal Code(郵便番号)
- 108-0075
- Country(国)
- Japan
なぜ住所を正しく入力する必要があるのか
ホテル予約では、クレジットカードの本人認証(AVS:住所照合システム)で、入力した住所とカード登録住所の整合性がチェックされる場合があります。住所が大きく食い違うと決済が通らないことがあります。また、予約確認書(バウチャー)に記載される連絡先住所にもなるため、正確な英語表記で入力しておくことが大切です。
都道府県(State/Region)欄の入力
「State」「Region」「Province」といった欄には、都道府県名をローマ字で入力します(例:Tokyo、Osaka、Hokkaido)。プルダウンで都道府県が選べるサイトもありますが、自由入力の場合はローマ字をそのまま入れます。「Prefecture」と付ける必要はありません。
電話番号は国番号+81で入力
予約サイトからの連絡用に電話番号も入力します。日本の電話番号は先頭の0を取り、国番号+81を付けます(例:090-1234-5678→+81-90-1234-5678)。国コード欄で「Japan (+81)」を選べる場合は、番号欄には先頭0を除いた番号を入れます。
GlobalShipsで住所を英語に変換
GlobalShips(globalships.jp)は、郵便番号を入力するだけで都道府県・市区町村を英語に自動補完し、ホテル予約サイトの各欄に振り分けられる形で英語住所を生成する無料ツールです。すべての処理がブラウザ内で完結するため、住所情報が外部に送信される心配がありません。ESTA申請(ESTAの住所欄の書き方)や海外通販(海外通販の住所を英語で入力する方法)の住所入力にもそのまま使えます。
まとめ
海外ホテル予約の住所入力は、①英語で逆順に各欄へ振り分ける、②State欄に都道府県名(ローマ字)、③電話番号は+81形式、が基本です。決済エラーを防ぐためにも、GlobalShipsで正しい英語住所を確認してから入力すると安心です。サイト別の入力手順は、エクスペディア(エクスペディア(Expedia)の住所入力)・Booking.com(Booking.comの住所入力)・アゴダ(アゴダ(Agoda)の住所を英語で入力する方法)・Trip.com(Trip.comの住所を英語で入力する方法)・Hotels.com(Hotels.comの住所を英語で入力する方法)・Airbnb(Airbnbの住所入力)の各ガイドも参照してください。
予約者名は誰の名前を入れるか
住所と並んで間違いが多いのが宿泊者名です。海外のホテルはパスポートと予約名の照合を行うため、ここを取り違えるとチェックインで揉めます。
- 代表者(Lead guest)
- **実際に泊まる人**の氏名をパスポートの綴りで入れます。予約した人ではありません。
- 家族・友人の分を予約する
- 宿泊者名は泊まる人にし、支払い者は請求先住所側で処理します。
- 同室者の氏名
- 入力欄がある場合は全員分を入れます。ホテルによっては宿泊者名簿の作成義務があるためです。
姓名の欄が First name / Last name に分かれている場合、Taro / Yamada の順です。1つの欄にまとめる場合はパスポートと同じ「YAMADA TARO」にしておくと照合が確実です。ローマ字の原則は日本人の氏名をローマ字で書く方法、欄の意味はGiven Name・Surnameとは?で解説しています。
決済が通らないときの確認順序
住所や氏名を直しても通らない場合、原因は3層に分かれます。上から順に確認すると早く解決します。
- 1住所の形式:全角文字が混ざっていないか。郵便番号のハイフン有無を両方試す。CountryをJapanに切り替えてからStateを選ぶ。
- 2請求先住所の内容:**カード会社に登録している住所**か。引っ越し後に住所変更をしていなければ旧住所を入れます。日本のカードでは郵便番号の一致が最も重視されます。
- 3カード側の設定:3Dセキュア(本人認証)の未登録、海外取引のブロック、利用限度額。ここは住所を直しても解決しないため、カード会社に連絡します。
1と2で解決しない場合は3を疑ってください。AVS照合の仕組みとエラーメッセージ別の対処はbilling address・shipping addressとは?意味の違いと書き方にまとめています。
入力してもフォームに弾かれるときは、海外サイトで日本の郵便番号・都道府県が弾かれるときの対処法を先に確認してください。原因の多くは国設定です。
現地で使う情報も先に用意しておく
予約時の入力が終わっても、チェックインでもう一度同じ情報を書く場面があります。先に英語表記を作っておくと現地で困りません。
- 宿泊カード(Registration form)
- 氏名・自宅住所・パスポート番号・滞在日数を書きます。自宅住所は予約時と同じ英語表記にします。欄が分かれていない1行の住所をその場で書くことになるため、書き方は海外ホテルのチェックイン用紙の書き方で先に確認しておくと手が止まりません。
- 入国カード・税関申告書
- 滞在先としてホテル名と住所を書きます。予約確認メールをスマートフォンに保存しておくと写せます。書き方は入国カード・税関申告書の住所の書き方を参照してください。
- デポジット
- チェックイン時にカードで与信枠を確保されます。請求先住所が一致していないとここで再度弾かれることがあります。
渡航前にオンラインで渡航認証が必要な国では、そこでも滞在先住所を入力します。アメリカのESTA(ESTAの住所欄の書き方)、カナダのeTA(カナダeTA申請の住所入力)が該当します。
なお、予約サイトではなくホテル公式サイトから直接予約する場合は、会員登録の段階で同じ住所を登録します。Marriott Bonvoy・Hilton Honors などの入力欄はホテル公式サイトの住所入力にまとめています。
海外のライブやスポーツのチケットを現地サイトで買う場合は海外のライブ・スポーツのチケットを買うときの住所入力で、Japanが選べないケースの見分け方を解説しています。
予約フォームの最後にある特別リクエスト欄の書き方は海外ホテル予約の特別リクエスト欄の書き方に英語例文をまとめています。
イギリス側の滞在先(ホテル)の英語住所を読み取る手順はイギリスの滞在先住所の書き方にまとめています。
予約の氏名欄(First name / Last name)をパスポートの綴りに揃える手順は海外ホテル予約の氏名の入力で解説しています。
日付欄で DD/MM/YYYY と MM/DD/YYYY のどちらを求められているかの見分け方は海外フォームの日付入力にまとめました。
予約後に届く英語の確認メールの読み方はExpediaの予約確認メールの見方、オーストラリアの住所を読み取る場合はオーストラリアの滞在先住所の書き方、米国の滞在先を申請書に書く場合はESTAの米国滞在先住所(Address While In The U.S.)の書き方にまとめています。
予約の最後に聞かれる到着予定時刻(Estimated time of arrival)の書き方は海外ホテル予約の到着予定時刻の書き方にまとめています。深夜着の場合は宿泊日が1日ずれるので、あわせて確認してください。