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イギリスの滞在先住所の書き方|ホテル住所の読み取り方と入国審査での答え方

イギリス渡航で聞かれる滞在先住所の書き方を解説。予約確認メールからホテル住所を読み取る順番、Flat・ポストコードの意味、入国審査やETA申請での答え方を記入例つきで整理します。

結論

イギリスの滞在先住所は、予約確認メールに書かれている英語表記をそのまま写すのが正解です。自分で組み立てる必要はありません。 例:The Z Hotel Piccadilly, 2 Orange Street, London, WC2H 7DF, United Kingdom 読む順番は「建物名 → 番地+通り名 → 市 → ポストコード」で、日本の住所と逆です。入国審査で必要になるのはポストコード(WC2H 7DF)と通り名で、ここさえ言えれば足ります。複数のホテルに泊まる場合は最初の1泊目の住所を答えます。

入力欄入力する内容(例:〒106-0032 東京都港区六本木3-12-5 森タワー205)Address Line 13-12-5 Roppongi番地・町名Address Line 2#205 Mori Tower建物名・部屋番号CityMinato-ku市区町村State / ProvinceTokyo都道府県ZIP / Postal Code106-0032郵便番号CountryJapan
欄の名前はサイトによって少し変わるが、構造はほぼ共通。一度覚えれば使い回せる。

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使ってみる

イギリスへ渡航するとき、日本の自宅住所とは別に「イギリス側の滞在先住所」を求められる場面があります。ETA(電子渡航認証)の申請、機内で配られる書類、入国審査での口頭のやり取り、ホテルのチェックインなどです。日本の住所を英語にする手順は調べればすぐ出てきますが、逆に「イギリスの住所を読み取る」ほうは案外まとまっていません。この記事では、予約確認メールからホテルの住所をどう読み、どう答えるかを整理します。制度上の要否や提出方法は変わることがあるので、渡航直前に公式の案内で確認してください。

滞在先住所は自分で作らない。予約メールから写す

最初に押さえておきたいのは、滞在先住所は考えて組み立てるものではないということです。ホテルの正式な英語住所は、予約確認メールかホテルの公式サイトに必ず載っています。それを一字一句そのまま写せば終わりです。

自分でローマ字を組み立てる必要があるのは「日本の自宅住所」のほうだけです。ここを取り違えて、イギリスのホテル名をローマ字に直そうとしたり、日本式に都市名から書き始めたりすると、かえって間違えます。

写す元として確実なのは次の順です。

  1. 1予約サイト(Expedia、Booking.com、Agoda など)の予約確認メール
  2. 2ホテル公式サイトの Contact / Find us ページ
  3. 3予約アプリの予約詳細画面

予約サイトの画面が日本語表示になっていると、ホテル住所まで日本語に自動翻訳されていることがあります。その場合は表示言語を英語に切り替えるか、確認メールの英語版を開いてください。日本語に訳された住所を英語に訳し直すと、通り名の綴りが崩れます。予約サイト別の住所入力についてはExpediaの住所入力海外ホテル予約サイトの住所入力にまとめています。

イギリスの住所を構成する5つの要素

イギリスの住所は、上から順に細かい単位から大きい単位へ並びます。日本と逆です。

The Z Hotel Piccadilly(建物名・ホテル名) 2 Orange Street(番地+通り名) London(市・town) WC2H 7DF(ポストコード) United Kingdom(国)

番地は通り名の前に置きます。「2 Orange Street」であって「Orange Street 2」ではありません。ここは日本の「〇〇通り2番地」の語順とは逆になります。

ロンドンの場合、市名の前に地区名(Soho、Camden、Shoreditch など)が入ることがあります。地区名は書いても書かなくても届きますが、入国審査で口頭で答えるときは地区名まで言えると話が早いです。

イングランド以外では、市の下に州にあたる County が入ることがあります(例:Oxford, Oxfordshire)。これも予約メールに書かれていればそのまま写します。

ポストコードが一番大事な理由

イギリスの住所で最も重要な要素はポストコードです。日本の郵便番号よりもはるかに範囲が細かく、建物単位に近い精度まで絞り込めます。

形式は「WC2H 7DF」「SW1A 1AA」「M1 1AE」のように、英数字が混ざった2ブロックです。前半(WC2H)が地域、後半(7DF)が細かい配達区分にあたります。ブロックの間には半角スペースが1つ入ります。

入国審査で滞在先を聞かれたとき、ポストコードを言えれば審査官の側で場所を特定できます。タクシーの運転手に伝えるときも、ホテル名より確実です。長い住所全部を暗記する必要はありませんが、ポストコードだけはスマートフォンの電源が切れても言えるようにメモしておくと安心です。

よくある写し間違いを2つ挙げておきます。

  • 数字の0(ゼロ)と大文字のO(オー)の取り違え。ポストコードの後半3桁は「数字1つ+英字2つ」の形なので、先頭は数字、あとの2つは英字と考えると見分けやすくなります。
  • スペースの入れ忘れ。「WC2H7DF」でも通ることは多いのですが、フォームによっては形式チェックで弾かれます。予約メールどおりにスペースを入れてください。

Flat・Apartment・Room の使い分け

アパートメントホテルや民泊に泊まる場合、部屋番号が住所に入ります。イギリスでは集合住宅の一室を Flat と呼び、住所の一番上に置きます。

Flat 4, 12 Baker Street, London, W1U 6TS

アメリカ式の Apartment(Apt)やホテルの Room とほぼ同じ役割ですが、イギリスの住所表記では Flat が一般的です。予約メールに Flat と書かれていれば Flat のまま写します。自分で Apt に直す必要はありません。

Airbnb などの民泊では、予約が確定するまで正確な番地が開示されないことがあります。この場合、ETAの申請時点では滞在エリアの住所しか分からないという状況が起こり得ます。分かる範囲で書き、確定したら控えておいて、入国審査ではその住所を示せるようにしておいてください。民泊の住所入力についてはAirbnbの住所入力で扱っています。

自宅住所と滞在先住所を取り違えない

イギリス渡航では住所を書く場面が複数あり、それぞれ求められているものが違います。

  • ETA申請の自宅住所(home address):日本の自宅を英語で書きます。イギリスの住所ではありません。
  • 申請料の決済で聞かれる請求先住所(billing address):カード会社に登録した住所、つまり日本の自宅です。
  • 入国審査や滞在中に聞かれる滞在先:イギリスのホテル・民泊の住所です。

日本の自宅を英語にする手順とETA申請フォームの各欄への振り分けはイギリスETA申請の住所入力にまとめてあります。請求先住所でカードが弾かれる仕組みはbilling addressで決済が弾かれる理由を参照してください。

住所を入れる欄で国の選択を先に済ませていないと、日本の郵便番号やポストコードが形式エラーになることがあります。その対処は郵便番号・都道府県が弾かれるときの対処法にまとめました。

入国審査で聞かれたときの答え方

入国審査で滞在先を聞かれたら、長い住所を暗唱する必要はありません。実際に伝わるのは次の3点です。

  1. 1ホテル名(The Z Hotel Piccadilly)
  2. 2市とエリア(London、Soho のあたり)
  3. 3ポストコード(WC2H 7DF)

これで場所は特定できます。滞在日数と帰りの便を続けて聞かれることが多いので、復路の予約画面もすぐ出せるようにしておくとやり取りが短くなります。

複数の都市を回る場合は、最初の1泊目の滞在先を答えます。全行程を並べる必要はありません。追加で聞かれたら、次の都市名を挙げれば足ります。

友人宅に泊まる場合は、その住所とポストコードを事前に聞いておきます。「友達の家」だけでは滞在先を示したことになりません。

スマートフォンの予約画面を見せるのが最も確実です。ただし機内モードのまま入国審査に並ぶと予約メールを開けないことがあるので、スクリーンショットを保存しておくか、紙に控えておいてください。

そのまま使える記入例

予約メールの表記を各欄へ振り分ける例です。

【ロンドン市街のホテル】 The Z Hotel Piccadilly, 2 Orange Street, London, WC2H 7DF, United Kingdom → Hotel / Property name: The Z Hotel Piccadilly → Address line 1: 2 Orange Street → Address line 2: (空欄でよい) → Town or city: London → Postcode: WC2H 7DF → Country: United Kingdom

【アパートメント形式】 Flat 4, 12 Baker Street, London, W1U 6TS → Address line 1: Flat 4 → Address line 2: 12 Baker Street → Town or city: London → Postcode: W1U 6TS

【ロンドン以外・County が入る場合】 15 High Street, Oxford, Oxfordshire, OX1 4AS → Address line 1: 15 High Street → Town or city: Oxford → County: Oxfordshire → Postcode: OX1 4AS

Address line 2 は無理に埋めなくて構いません。空欄のままで問題ない欄です。日本の住所を同じ形式に振り分ける手順はAddress Line 1・2の意味で解説しています。

GlobalShipsで日本の住所を英語に変換

GlobalShips(globalships.jp)は、郵便番号を入力するだけで日本の住所を英語表記に変換できる無料ツールです。ETA申請の自宅住所欄やカードの請求先住所など、日本側の住所を英語で書く場面でそのまま使えます。変換はブラウザ内で完結し、入力内容が外部に送信されることはありません。

まとめ

イギリスの滞在先住所は、予約確認メールの英語表記をそのまま写します。読む順番は建物名、番地+通り名、市、ポストコードの順で日本と逆です。番地は通り名の前に置きます。最も重要なのはポストコードで、これさえ言えれば入国審査でもタクシーでも場所が特定できます。部屋番号は Flat として一番上に書きます。ETA申請の自宅住所は日本の住所であって滞在先ではない、という区別を最初に押さえておけば取り違えは起きません。制度上の要否や提出方法は渡航直前に公式で確認してください。

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よくある質問

滞在先住所は自分で英語に直す必要がありますか?

ありません。イギリスのホテル住所はもともと英語です。予約確認メールの表記をそのまま写してください。自分でローマ字を組み立てるのは日本の自宅住所のほうだけです。

ポストコードのスペースは必要ですか?

予約メールどおりに入れてください。「WC2H 7DF」のように2ブロックの間に半角スペースが1つ入ります。詰めても通ることは多いのですが、形式チェックで弾かれるフォームがあります。

複数のホテルに泊まる場合はどれを書きますか?

最初の1泊目の滞在先を書きます。全行程を並べる必要はありません。追加で聞かれたら次の都市名を挙げれば足ります。

ETA申請の住所欄にはイギリスのホテル住所を書くのですか?

自宅住所(home address)の欄には日本の住所を書きます。イギリス側の滞在先とは別の欄です。日本の住所の振り分け方は「イギリスETA申請の住所入力」で解説しています。

友人宅に泊まる場合はどう答えますか?

その住所とポストコードを事前に聞いておき、そのまま答えます。「友達の家」だけでは滞在先を示したことになりません。

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