Expedia(エクスペディア)で海外のホテルを予約すると、確認メールが英語の項目名で届きます。番号が2つ書かれていて、チェックインでどちらを見せればいいのか分からない、という詰まり方をしがちです。この記事では、確認メールに出てくる英語項目の意味と、現地で実際に必要になるものを整理します。表示の名称や画面の構成は変更されることがあるため、細かい文言は実際のメールで確認してください。
番号は2種類ある
確認メールに載っている番号は、性質の違うものが2つ並んでいます。
Itinerary number(旅程番号):Expedia側の管理番号です。桁数が多く、13桁前後の数字であることが多いです。Expediaに問い合わせるとき、予約を変更・キャンセルするときに使います。
Confirmation number / Hotel confirmation number(確認番号):宿泊先が発行した予約番号です。英数字が混ざっていることもあります。ホテルのシステムに登録されているのはこちらです。
この2つは別物です。ホテルのフロントで Itinerary number を見せても、宿側のシステムには存在しないため照会できません。逆に Expedia のサポートに Confirmation number だけを伝えても、旅程を特定できないことがあります。用途ごとに使い分けてください。
なお、予約直後は Confirmation number が「Pending」や空欄になっていることがあります。宿側の処理が済むと確認メールが更新されるか、追加のメールが届きます。出発前に埋まっているか確認しておいてください。
チェックインで実際に必要なもの
海外のホテルでチェックインするときに求められるのは、実務上この3点です。
- 1パスポート(本人確認)
- 2予約者名(パスポートと同じ綴り)
- 3Confirmation number またはメールの画面
多くのホテルは名前とパスポートだけで予約を引き当てます。番号は、名前で見つからなかったときの保険です。
注意点として、現地では通信が使えないことがあります。到着してからメールを開こうとして開けない、というのが一番よくある事故です。確認メールはスクリーンショットで端末に保存し、可能なら紙にも印刷しておいてください。海外でのデータ通信をどう確保するかは、出発前に決めておくと安心です。
予約者名の綴りをどう合わせるかは海外ホテル予約の氏名(Guest Name)の入力にまとめています。
確認メールの英語項目を読む
確認メールによく出てくる項目とその意味です。
- Itinerary number
- Expediaの旅程番号
- Confirmation number
- 宿泊先の予約番号
- Guest name / Lead guest
- 予約者名(代表者)
- Check-in / Check-out
- チェックイン日・チェックアウト日
- Nights
- 宿泊数
- Guests / Occupancy
- 宿泊人数
- Room type
- 部屋のタイプ
- Bed type
- ベッドの種類
- Rate / Room rate
- 室料
- Taxes and fees
- 税・手数料
- Total
- 合計金額
- Paid / Prepaid
- 支払い済み
- Pay at property / Due at check-in
- 現地払い
- Free cancellation until
- この日時までキャンセル無料
- Non-refundable
- 返金不可
- Special requests
- リクエスト事項
- Property address / Hotel address
- 宿泊先の住所
- Property phone
- 宿泊先の電話番号
「Pay at property」と書かれている予約は、まだ支払いが済んでいません。カードは予約の保証にだけ使われ、実際の請求は現地で発生します。「Prepaid」なら支払い済みなので、フロントで再度請求されたらメールを見せてください。
宿泊先の住所(Property address)は、入国時の様式に滞在先を書くときにそのまま使えます。写し方はオーストラリアの滞在先住所の書き方やESTAの米国滞在先住所の書き方で解説しています。
部屋タイプの英語(DoubleとTwinを間違えない)
日本人が最も実害を受けるのが部屋タイプの読み違えです。
- Single
- 1人用、ベッド1台
- Double
- ベッド1台(2人で1台を使う)
- Twin
- ベッド2台
- Triple
- 3人用
- Queen / King
- ベッドのサイズ。King のほうが大きい
- Studio
- 簡易キッチン付きの部屋
- Ensuite
- 部屋の中にバスルームがある
- Shared bathroom
- バスルームが共用
日本語の「ダブル」「ツイン」と同じ意味ですが、予約画面で Double Room を選んでいると、友人同士2人で行った場合にベッド1台の部屋になります。2台欲しいなら Twin を選んでください。
また、Room type に「Double or Twin」と書かれていることがあります。これは「どちらかは現地の割り当て次第」という意味で、確約されていません。どうしてもツインが必要な場合は Special requests に書き添えます。ただしリクエストは確約ではありません。書き方はホテル予約のリクエスト欄の英語にまとめています。
キャンセル期限の日時は現地時間で読む
「Free cancellation until 5 March 2026」のようなキャンセル期限は、宿泊先の現地時間で書かれていることが一般的です。日本時間で読むと、時差の分だけ余裕があると誤解します。
さらに、日付の並びが DD/MM/YYYY なのか MM/DD/YYYY なのかで、3月5日と5月3日を取り違えることがあります。1〜12日はどちらの形式でも成立してしまうため、エラーにならないまま間違えます。判別方法は海外フォームの日付入力にまとめました。
返金不可(Non-refundable)の予約は、キャンセルしても返ってきません。安い代わりに融通が利かないので、旅程が固まっていない段階では Free cancellation の付いた料金を選ぶほうが安全です。
ホテルで「予約が見つからない」と言われたとき
現地で照会できないと言われた場合、順に試します。
- 1Confirmation number を見せる:Itinerary number を見せていた場合、宿側では引けません。
- 2予約者名の綴りを確認してもらう:姓と名が逆に登録されていることがあります。ITO RYUICHIRO と RYUICHIRO ITO の両方で探してもらってください。
- 3予約日と部屋タイプを伝える:番号がなくても、名前と日付で見つかることがあります。
- 4確認メールの画面を見せる:金額と部屋タイプが載っているので、宿側が状況を判断できます。
- 5Expediaのサポートに連絡する:ここで Itinerary number が要ります。
手ぶらで交渉するのが一番不利です。確認メールを端末と紙の両方で持っていれば、たいていはその場で解決します。
領収書(Receipt / Invoice)が要るとき
経費精算で領収書が必要な場合、確認メールがそのまま証憑になるとは限りません。金額の内訳が必要なら、Expediaの予約詳細画面から領収書の表示・印刷ができるようになっていることが一般的です。
現地払い(Pay at property)の予約は、Expedia側では支払いが発生していないため、領収書はホテルで受け取ります。チェックアウト時に「Can I have a receipt?」と伝えてください。宛名を会社名にしたい場合は、その場で伝えないと後から直せないことがあります。
請求先住所を英語でどう入れるかはエクスペディア(Expedia)の住所入力にまとめています。
GlobalShipsで予約時の住所入力をすませる
確認メールを正しく受け取るには、そもそも予約時の入力が正確である必要があります。GlobalShips(globalships.jp)は、郵便番号を入力するだけで日本の住所を英語表記に変換する無料ツールです。Address Line 1 / Address Line 2 / City / State / ZIP の欄ごとに分かれた形で出力されるので、Expediaの住所欄やカードの請求先住所欄にそのままコピーできます。
住所が正しく入っていないとカード認証で弾かれ、予約自体が成立しません。処理はブラウザ内で完結するため、住所やカード関連の情報が外部に送信されることはありません。
まとめ
Expediaの確認メールには、Expedia側の Itinerary number と宿泊先の Confirmation number という性質の違う番号が並んでいます。チェックインで使うのは後者と予約者名、Expediaへの問い合わせで使うのは前者です。部屋タイプは Double(ベッド1台)と Twin(ベッド2台)を取り違えないこと、キャンセル期限は現地時間で読むこと。この3点を押さえておけば、現地で困ることはほとんどありません。
確認メールは通信が使えない状況でも開けるよう、スクリーンショットと紙の両方で持っていってください。ほかの予約サイトの入力手順は海外ホテル予約の住所入力やBooking.comの住所入力にまとめています。