エアアジア、スクート、ジェットスター、セブパシフィックなどのLCC(格安航空会社)で国際線を予約すると、搭乗者情報に加えて住所の入力を求められることがあります。日本語表示に切り替えても住所欄だけは英数字しか受け付けないことが多く、ここで予約が止まってしまうケースがあります。この記事では、LCCの予約フォームに日本の住所をどう入れるかを記入例つきで解説します。
LCCで住所が必要になる2つの場面
1つはクレジットカード決済の請求先住所(Billing Address)です。カード会社の登録住所と照合されるため、ここは「カードに登録している住所」を入れます。もう1つは連絡先住所(Contact Address)で、予約者への連絡やトラブル時の照会に使われます。こちらは現住所で構いません。この2つの違いはshipping address・billing addressとは?で整理しています。
日本の住所を英語にする基本
日本語は大きい単位から、英語は小さい単位から並べます。
- 日本語
- 〒064-0804 北海道札幌市中央区南四条西10-1-5 グランドメゾン302号室
- 英語
- 302 Grand Maison, 10-1-5 Minami 4-jo Nishi, Chuo-ku, Sapporo-shi, Hokkaido 064-0804, Japan
番地はハイフンでつなぎ、区は -ku、市は -shi を付けます。北海道の条丁目のような特殊な住所表記は「北海道の英語表記は「Hokkaido」」(北海道の英語表記は「Hokkaido」)で解説しています。
予約フォームへの振り分け(記入例)
LCCの住所欄はおおむね次の構成です。上の住所例を当てはめます。
- Address Line 1
- 10-1-5 Minami 4-jo Nishi
- Address Line 2
- 302 Grand Maison
- City
- Chuo-ku, Sapporo-shi
- State / Province
- Hokkaido
- Postcode
- 064-0804
- Country
- Japan
エアアジアやスクートは東南アジア発のため、State欄が自由入力になっていることが多く、その場合は都道府県名をローマ字で入れれば通ります。都道府県の英語表記は都道府県の英語表記一覧で確認できます。
氏名はパスポートと完全一致させる
住所以上に重要なのが氏名です。航空券の氏名がパスポートの綴りと1文字でも違うと、搭乗を拒否されたり、有償での訂正が必要になったりします。
- Family Name / Surname
- YAMADA(姓)
- Given Name / First Name
- TARO(名)
ミドルネームの欄は日本人であれば空欄で構いません。姓名欄の用語はGiven Name・Surname・Middle Nameとは?で解説しています。ヘボン式の綴りに迷う場合は氏名のローマ字表記ガイドを参照してください。
電話番号の入力形式
国番号の欄が別にある場合は、Japan(+81)を選び、番号側は先頭の0を取った「9012345678」を入れます。1つの欄にまとめて入れる形式なら「+819012345678」または「+81 90-1234-5678」とします。先頭の0を残したまま国番号を付けると、搭乗前の連絡が届かないことがあります。詳しくは日本の電話番号の国際表記にまとめています。
入力エラーが出るときの対処
- 全角文字:数字・ハイフン・英字をすべて半角にします。日本語入力のままのハイフンは弾かれます。
- 漢字・かなの残り:住所欄に日本語が1文字でも残っているとエラーになります。
- Postcodeの桁数:064-0804で通らない場合はハイフンなしの0640804を試します。
- 文字数制限:Address Line 1が長すぎるときは、建物名と部屋番号をAddress Line 2へ移します。
- Stateがプルダウンで日本の都道府県が出ない:先にCountryをJapanに切り替えてから開き直してください。
GlobalShipsで英語住所を自動生成
GlobalShips(globalships.jp)は、郵便番号を入力するだけで日本の住所を英語表記に変換する無料ツールです。Address Line / City / State / Postcode の欄ごとに分かれた形で表示されるので、LCCの予約フォームにそのままコピーできます。氏名のヘボン式変換にも対応しており、処理はすべてブラウザ内で完結します。
まとめ
LCCの予約では、請求先住所はカード会社の登録住所、連絡先住所は現住所を、いずれも逆順・半角・ローマ字で入力します。住所以上に重要なのが氏名をパスポートと完全一致させることで、ここを間違えると搭乗できません。ホテル側の入力については海外ホテル予約の住所入力、レンタカーは海外レンタカー予約の住所入力も参照してください。