ハワイやグアム、ヨーロッパでのレンタカーをオンラインで予約すると、氏名や運転免許の情報に加えて「住所」の入力を求められます。Hertz、Avis、Budget、Rentalcars.com、Expedia経由の予約など、どのサイトでも英語での住所入力が必要です。この記事では、日本の住所をレンタカー予約フォームにどう入れるかを記入例つきで解説します。
レンタカー予約で住所が使われる理由
レンタカーの予約フォームで住所が求められるのは主に2つの理由からです。1つは、クレジットカードの請求先住所(Billing Address)の照合です。デポジット(保証金)の与信をカードに掛けるため、カード会社の登録住所と一致するかを確認します。もう1つは、契約者の本人確認です。現地カウンターで提示する運転免許証やパスポートの情報と、予約時の登録情報が食い違わないようにするためです。したがって、思いつきの住所ではなく、カード登録住所と免許証の住所を基準にして入力します。
基本ルール:逆順・半角・ローマ字
日本の住所を英語にするときは、日本語と逆に「小さい単位→大きい単位」で並べます。
- 日本語
- 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町1-2 マリンコート903号室
- 英語
- 903 Marine Court, 1-2 Yamashita-cho, Naka-ku, Yokohama-shi, Kanagawa 231-0023, Japan
番地はハイフンでつなぎ、市は -shi、区は -ku、町は -cho を付けます。文字はすべて半角英数字にしてください。基本の考え方は日本の住所を英語で書く方法にまとめています。
予約フォームへの振り分け(記入例)
海外レンタカーサイトの住所欄はおおむね共通です。上の住所例を当てはめます。
- Address Line 1
- 1-2 Yamashita-cho
- Address Line 2
- 903 Marine Court
- City
- Naka-ku, Yokohama-shi
- State / Province / County
- Kanagawa
- ZIP / Postal Code
- 231-0023
- Country
- Japan
注意したいのがState欄です。アメリカのサイトではプルダウンが米国の州だけになっていることがあります。その場合はCountryで「Japan」を先に選ぶと、都道府県の選択肢に切り替わります。切り替わらず自由入力になる場合は「Kanagawa」と入力すれば通ります。都道府県の英語表記は都道府県の英語表記一覧で確認できます。
運転免許証の住所と違ってもいいのか
予約時の住所は、原則としてクレジットカードの請求先住所を入れます。運転免許証の住所と多少表記が異なっていても、現地で問題になることはほとんどありません。カウンターで確認されるのは、氏名の綴りがパスポート・免許証・カードで一致しているかどうかです。日本で発行される国外運転免許証(国際免許証)には氏名と住所がローマ字で記載されているので、表記に迷ったらそれに合わせておくと整合が取れます。氏名の綴りについては氏名のローマ字表記ガイドを参照してください。
つまずきやすいポイント
1. State欄が必須なのに日本の都道府県が選べない:CountryをJapanに変えてからStateを開き直します。それでもだめならブラウザの言語設定や国別サイトを試します。
2. ZIPが5桁しか入らない:米国の郵便番号(5桁)想定の実装です。ハイフンを外した「2310023」で通ることが多く、それでも弾かれる場合は正式な郵便番号をAddress Line 2に併記します。
3. 電話番号が入らない:国番号+81を付け、先頭の0を取ります。090-1234-5678 →「+81 90-1234-5678」。詳しくは日本の電話番号の国際表記にまとめています。
4. 建物名が長すぎる:Address Line 1の文字数制限に引っかかるときは、建物名と部屋番号をAddress Line 2に移します。マンション名の書き方はアパート・マンション名の英語住所を参照してください。
5. 全角文字:ハイフンや数字が全角だと弾かれます。すべて半角に直してください。
Expedia経由で予約する場合
Expediaなどの旅行予約サイト経由でレンタカーを取る場合は、アカウントに登録済みの住所がそのまま引き継がれます。アカウント側の住所が日本語のままだと、レンタカー会社への連携時にエラーになることがあるため、プロフィールの住所を英語表記に直しておくと安全です。Expediaの住所欄の書き方はエクスペディア(Expedia)の住所入力で詳しく解説しています。
GlobalShipsで英語住所を自動生成
GlobalShips(globalships.jp)は、郵便番号を入力するだけで日本の住所を英語表記に変換する無料ツールです。Address Line / City / State / ZIP の欄ごとに分かれた形で出力されるため、レンタカー予約フォームにそのままコピーして貼り付けられます。処理はブラウザ内で完結し、住所情報が外部に送信されることはありません。
まとめ
海外レンタカーの予約住所は、クレジットカードの請求先住所を基準に、日本の住所を逆順・半角・ローマ字で入力します。Address Line 1に番地と町名、Address Line 2に建物名と部屋番号、Cityに市区町村、Stateに都道府県、CountryにJapanを入れてください。State欄に日本の都道府県が出ないときは、先にCountryをJapanに切り替えるのが解決策です。現地で問われるのは住所より氏名の綴りの一致なので、パスポートの表記に合わせておくと安心です。