ベトナムe-Visa(電子ビザ)の申請フォームには、個人情報・パスポート・住所のあとに職業(Occupation)の欄があります。勤務先の名前と住所を英語で書く必要があり、学生や主婦の場合に何を入れるかで迷いやすい欄です。この記事では、職業欄の各項目の入れ方を記入例つきで整理します。
欄の名前や必須かどうかは変わることがあります。申請画面の表示とベトナム出入国管理局の公式サイトの案内を優先してください。代行サイトと公式サイトを取り違えないよう、申請先のURLも確認してください。
職業欄で聞かれる主な項目
職業の部分では、おおむね次の項目を入れます。
- Occupation(職業)
- Occupation Info(職業の詳細。選択や記述)
- Name of Company/Agency/School(勤務先・機関・学校の名前)
- Position/Course of study(役職・職名、または学年・専攻)
- Address(勤務先・学校の住所)
- Telephone number(勤務先・学校の電話番号)
自宅住所とベトナム滞在先の入れ方はベトナムe-Visa申請の住所入力で解説しています。
Occupation(職業)の書き方
選択式の場合は実態に近い選択肢を、記述式の場合は職業を英語で入れます。
会社員 → Company employee / Office worker 公務員 → Government employee / Civil servant 会社経営・役員 → Business owner / Company executive 個人事業主・フリーランス → Self-employed / Freelancer 教員 → Teacher 医師・看護師 → Doctor / Nurse 学生 → Student 専業主婦・主夫 → Homemaker 退職者 → Retired 働いていない → Unemployed
派遣社員・契約社員・パートで働いている人も、会社で働いていれば Company employee で構いません。
勤務先名(Name of Company/Agency/School)の書き方
勤務先の英語の正式名称を入れます。Webサイトや名刺の英語表記に合わせるのが確実です。
株式会社ABC商事 → ABC Trading Co., Ltd. 〇〇市役所 → 〇〇 City Office 〇〇大学 → 〇〇 University 個人事業主 → 屋号があれば屋号(例:Yamada Design Office)、無ければ Self-employed
「株式会社」は Co., Ltd. または Inc. と書き、Kabushiki Kaisha とローマ字にする必要はありません。会社名の英語表記の決め方は会社名を英語で書く方法にまとめています。
Position/Course of study(役職・学年)の書き方
働いている人は役職か職名、学生は学年や専攻を入れます。
一般社員(営業)→ Sales Representative 一般社員(事務)→ Office Clerk 課長 → Section Manager エンジニア → Software Engineer 大学3年生(経済学部)→ 3rd year, Economics 高校2年生 → 2nd year, High School
「Staff」だけよりも、職種が分かる名前のほうが伝わります。
勤務先の住所と電話番号
勤務先住所は、日本の住所を英語の順番(部屋・階 → 建物名 → 番地 → 町名 → 市区町村 → 都道府県 → 郵便番号 → 国名)に並べ替えて1行で入れます。
- 日本語
- 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-2-3 丸の内ビル10階
- 英語
- 10F Marunouchi Bldg., 1-2-3 Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo 100-0005, Japan
電話番号は国番号81を付けて先頭の0を取ります。 03-1234-5678 → +81-3-1234-5678(記号が使えなければ 81312345678)
階数(10階 → 10F)や部屋番号の書き方は建物名・階数・部屋番号の英語表記で解説しています。
学生・主婦・退職者・働いていない人
勤務先が無い人は次のように入れます。
- 学生:Occupation は Student。勤務先名の欄に学校名、Position/Course of study に学年・専攻、住所と電話番号は学校のものを入れます
- 専業主婦・主夫:Occupation は Homemaker。勤務先の欄が必須でなければ空欄にします
- 退職者:Occupation は Retired。勤務先の欄が必須でなければ空欄にします
- 働いていない:Occupation は Unemployed
必須の欄が空欄にできない場合は、NA(Not Applicable)を入れるのが一般的です。画面に別の案内があればそちらに従ってください。
よくある入力エラーと対処
①全角文字・特殊文字が混ざる 全角のハイフン・数字・スペースや「&」はエラーの原因になります。半角に直します。
②住所が長くて入らない 建物名を Bldg. と略し、国名の Japan を省けるか試します。それでも入らなければ、部屋・階と番地・町名・市区町村・郵便番号を優先します。
③パスポートや申請目的との食い違い 観光目的の申請でも、職業欄は現在の職業を事実どおりに入れます。
④申請後に誤りに気づいた 提出後の修正の可否や方法は、公式サイトの案内を確認してください。入国日や入国地点を含め、提出前に全項目を見直すのが確実です。
他の国の申請の職業欄と比べる
職業欄の考え方は、ほかの国の電子ビザ・渡航認証とほぼ同じです。英語の勤務先名と役職を一度決めておき、どの申請でも同じ表記にするとぶれません。
- インド(e-Visa):インドe-Visaの職業欄の書き方
- 韓国(K-ETA):K-ETAの職業欄の書き方
- イギリス(ETA):イギリスETAの職業欄(Job title)の書き方
中国ビザの職業欄は中国ビザ申請の職業欄の書き方で解説しています。