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英語表記ガイド2026-10-09 更新

ビル名・階数・部屋番号の英語表記|オフィス住所の書き方

「〇〇ビル5階501号室」を英語でどう書くかを解説。Bldg.・Floor・Room/Suiteの使い分け、並べる順番、地下階や別館の表記、海外フォームでの分割入力まで記入例つきでまとめます。

結論

ビル名・階・部屋番号は「小さい単位から先」に書き、番地の前に置きます。 東京都千代田区丸の内1-9-1 グローバルシップスビル5階501号室 → Room 501, 5F, GlobalShips Bldg., 1-9-1 Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo 100-0005, Japan 部屋番号→階→建物名→番地→市区町村→都道府県→郵便番号→Japan の順です。階と部屋番号のどちらかしか分からない場合は、分かるほうだけ書けば届きます。

日本語(大きい単位 → 小さい単位)英語(小さい単位 → 大きい単位)日本(国)#205 Mori Tower〒106-0032 東京都3-12-5 Roppongi港区Minato-ku六本木3-12-5Tokyo 106-0032森タワー205号室Japan
日本語の住所は大きい単位から、英語の住所は小さい単位から書く。上下が入れ替わるのが最大のポイント。

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オフィスやテナントに入っている住所は、自宅の住所より要素が多くなります。ビル名・階数・部屋番号・会社名が並び、どれをどの順で書けばいいのか迷いやすいところです。この記事では、日本のビル住所を英語表記にするときの並び順と、各要素の書き方を記入例つきで整理します。

並べる順番は「小さいものから」

英語の住所は、日本語と逆に小さい単位から大きい単位へ並べます。ビルの住所も同じで、建物の内側にあるものほど先に書きます。

部屋番号 → 階 → 建物名 → 番地 → 町名 → 市区町村 → 都道府県 → 郵便番号 → Japan

日本語
東京都千代田区丸の内1-9-1 グローバルシップスビル5階501号室
英語
Room 501, 5F, GlobalShips Bldg., 1-9-1 Marunouchi, Chiyoda-ku, Tokyo 100-0005, Japan

「内側から外側へ」と覚えておけば、要素が増えても迷いません。部屋の中にいる自分から出発して、部屋→階→建物→通り→街→県→国と外へ広がっていく順番です。

階数の書き方(5F・B1F・地下)

階数は数字+Fで書くのが最も短く、国際郵便でも国内の配達員にも通じます。

5階 → 5F(または 5th Floor) 1階 → 1F(または Ground Floor。イギリス式では1階がGround Floor、2階がFirst Floorになるためズレが起きます。日本の住所では 1F と数字で書くほうが安全です) 地下1階 → B1F(または Basement 1) 地下2階 → B2F

「5th Floor」のように序数で書いても間違いではありませんが、桁が増えると長くなるうえ、11th・12th・13th の綴りを間違えやすくなります。数字+F で統一するのが実務的です。

なお、階数は必須ではありません。部屋番号が501なら5階であることは配達側に伝わるため、「Room 501」だけでも届きます。迷ったら両方書いておけば確実です。

部屋番号は Room / Suite / Unit / # の使い分け

部屋番号の前に付ける語は複数ありますが、日本の住所ではどれを使っても届きます。違いはニュアンスです。

Room(Rm.)
最も汎用的。オフィス・事務所どちらでも使える。迷ったらこれ
Suite(Ste.)
主に北米で、オフィスの区画を指すときに使う。テナント向けの語感
Unit
集合住宅・倉庫・区画に広く使う。イギリス・オーストラリアでよく見る
#(番号記号)
最も短い。「#501」と書けば部屋番号だと伝わる

日本のビル住所では Room か # が無難です。海外の取引先に送る名刺やメール署名では、相手の国でよく使われる語に寄せると読みやすくなります。略語の一覧は英語住所の略語一覧にまとめています。

ビル名のローマ字化

建物名は固有名詞なので、原則そのままローマ字にします。末尾の「ビル」「タワー」などの一般名詞部分だけを英語にするのが読みやすい書き方です。

〇〇ビル → 〇〇 Bldg.(Building の略。Bldg. とピリオド付きで書くのが一般的) 〇〇タワー → 〇〇 Tower 〇〇ハイツ → 〇〇 Heights 〇〇マンション → 〇〇 Mansion とはせず、建物名をそのままローマ字にするか Apartments とします。英語の mansion は「大邸宅」の意味で、日本語の集合住宅とは意味がずれます 〇〇レジデンス → 〇〇 Residence

カタカナのビル名は、英語の元の綴りに戻すか、ヘボン式でローマ字にするかで揺れます。たとえば「サンライズビル」は Sunrise Bldg. でも Sanraizu Bldg. でも届きますが、元の英単語が明らかなら英語綴り(Sunrise)のほうが自然です。ビルの公式サイトや看板に英語表記があれば、それに合わせるのが最も確実です。

別館・新館・東館などの書き方

同じ名前で棟が分かれている建物は、棟の指定を落とすと届かないことがあります。建物名の直後に付けます。

本館 → Main Bldg. 別館 → Annex 新館 → New Bldg. 東館・西館 → East Wing / West Wing(または East Bldg. / West Bldg.) A棟・B棟 → Bldg. A / Bldg. B

例:グローバルシップスビル別館3階 → 3F, GlobalShips Bldg. Annex

棟の指定は配達の成否を直接左右します。番地が同じで棟だけ違うケースでは、棟を書き忘れると隣の建物に配達されて戻ってきます。

会社名・部署名はどこに入れるか

会社宛ての荷物や書類では、宛名(誰に届けるか)と住所(どこに届けるか)を分けて考えます。英語の宛名書きでは、上から順に人 → 部署 → 会社 → 住所と並べます。

Mr. Taro Yamada Overseas Sales Dept. GlobalShips Co., Ltd. Room 501, 5F, GlobalShips Bldg. 1-9-1 Marunouchi, Chiyoda-ku Tokyo 100-0005 Japan

会社の建物に個人宛てで送るときは、名前の前に「c/o」(care of =〜気付)を付けます。例:Mr. Taro Yamada c/o GlobalShips Co., Ltd.

特定の部署や担当者に確実に渡したいときは「Attn:」(Attention の略)を使います。例:Attn: Accounting Dept.

会社名そのものの英語表記(Co., Ltd. と Inc. の違いなど)は会社名の英語表記で詳しく扱っています。

海外フォームで Address Line 1 / 2 に分けるとき

海外通販や申請フォームでは住所欄が2行に分かれていることがほとんどです。ビル住所の場合、どちらに何を入れるかで迷いますが、原則はひとつです。

Address Line 1
番地+町名(配達に必須の情報)
Address Line 2
部屋番号・階・建物名(補助情報)

例: Address Line 1: 1-9-1 Marunouchi Address Line 2: Room 501, 5F, GlobalShips Bldg. City: Chiyoda-ku State/Province: Tokyo ZIP/Postal Code: 100-0005 Country: Japan

「建物名は先に書くはずでは」と思うかもしれませんが、フォームの場合は違います。Address Line 2 は省略される可能性のある補助行として設計されており、システムによってはラベル印字時に Line 1 だけが使われます。配達に絶対必要な番地は Line 1 に置くのが鉄則です。

Line 1 が文字数制限で入り切らないときは、建物名を削って番地を優先します。逆はやってはいけません。Address Line の考え方はAddress Line 1と2の意味で詳しく解説しています。

記入例(ケース別)

【一般的なオフィス】 東京都港区六本木3-2-1 六本木ビル8階802号室 グローバルシップス株式会社 → GlobalShips Co., Ltd.   Room 802, 8F, Roppongi Bldg.   3-2-1 Roppongi, Minato-ku   Tokyo 106-0032, Japan

【階だけで部屋番号がないテナント】 大阪府大阪市北区梅田2-4-9 梅田センタービル12階 → 12F, Umeda Center Bldg.   2-4-9 Umeda, Kita-ku, Osaka-shi   Osaka 530-0001, Japan

【シェアオフィス・レンタルオフィス】 運営会社名を c/o で挟むと、受付で止まらず届きやすくなります。 → Mr. Taro Yamada c/o GlobalShips Office   Room 305, 3F, Shibuya Bldg.   1-2-3 Shibuya, Shibuya-ku   Tokyo 150-0002, Japan

【自宅兼事務所(マンション)】 建物名と部屋番号だけで足ります。屋号は宛名側に書きます。 → GlobalShips(屋号)/ Taro Yamada   #405 Sakura Heights   2-16-3 Konan, Minato-ku   Tokyo 108-0075, Japan

【地下のテナント】 → B1F, GlobalShips Bldg.   1-9-1 Marunouchi, Chiyoda-ku   Tokyo 100-0005, Japan

よくある間違い

①階と部屋番号を逆に書く 「5F, Room 501」ではなく「Room 501, 5F」です。小さい単位が先という原則どおりに並べます。ただし逆でも配達には支障ありません。

②「号室」をそのままローマ字にする 「501 Goushitsu」は不要です。Room 501 か #501 で伝わります。

③ビル名を訳しすぎる 「さくらビル」を Cherry Blossom Bldg. と訳すと、日本の配達員が元の建物名と結び付けられません。固有名詞はローマ字(Sakura Bldg.)にします。

④建物名だけ書いて番地を書かない 建物名は配達員が知っているとは限りません。番地が本体で、建物名は補助です。両方書きます。

⑤全角の記号を使う 「5F」「#501」のような全角文字は、海外のシステムで文字化けするか弾かれます。必ず半角で入力します。この種のエラーは住所がフォームで弾かれるときでまとめて扱っています。

申請・予約フォームの欄に部屋番号を入れる実例

海外のフォームは、部屋番号を入れる欄がサービスごとに違います。〒106-0032 東京都港区六本木3-12-5 森タワー205号室 を例に、主なフォームの入れ方を並べます。

ESTA(米国の電子渡航認証) Address Line 1:3-12-5 Roppongi Address Line 2:Mori Tower Apartment Number:205(数字だけ。# や Room は付けない)

カナダeTA Apartment/Unit number:205 Street/civic number or house name:3-12-5 Street address/name:Roppongi(建物名は省略してよい)

ホテル予約・カード請求先・海外通販 Address Line 1:3-12-5 Roppongi Address Line 2:#205 Mori Tower(部屋番号と建物名を1欄にまとめる)

部屋番号の専用欄があるフォームでは、数字だけを入れ、Address Line 2 には建物名だけを残します。専用欄が無いフォームでは「#205」のように記号を付けて建物名と一緒に入れます。どちらの場合も、部屋番号は削らないでください。建物名は文字数が足りなければ省けますが、部屋番号が無いと配達や本人確認で住所が特定できません。

フォームごとの欄の分け方は、郵便番号から欄別の値を作るツールでそのまま確認できます。ESTAは「ESTA住所の英語変換ツール」(globalships.jp/tools/esta-address)、ホテル予約は「ホテル予約フォーム用の住所変換」(globalships.jp/tools/hotel-booking)、通販は「海外通販の配送先住所ツール」(globalships.jp/tools/overseas-shopping-address)を使ってください。

番地と部屋番号がハイフンで続く住所(1-9-1-501)

マンションや団地では、住民票や郵便物の宛名が「丸の内1-9-1-501」のように、番地のあとに部屋番号がハイフンで続く形になっていることがあります。英語の住所にするときは、番地と部屋番号を分けて書くと、海外のフォームでも配達でも誤解がありません。

丸の内1-9-1-501 → Address Line 1:1-9-1 Marunouchi → Address Line 2:#501(建物名があれば #501 GlobalShips Bldg.)

最後の数字が部屋番号か、号棟を含むのかは住所によって違います。団地で「2-3-1-205」の「1」が号棟を表す場合などは団地・公営住宅の住所を英語で書く方法で解説しています。判断がつかないときは、日本語の住所と同じ数字の並びのまま書いても、郵便番号と町名が正しければ国内では配達されます。

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GlobalShips(globalships.jp)では、郵便番号から住所を自動補完し、建物名・階・部屋番号を含めた英語表記をワンクリックで生成できます。並び順や区切りの記号は自動で整うため、順番を覚えておく必要がありません。生成した住所はAddress Line 1 / 2 に分けた形でもコピーできるので、海外フォームへの入力もそのまま貼り付けるだけで済みます。完全無料でご利用いただけます。

まとめ

ビル住所の英語表記は「内側から外側へ」の一本の原則で決まります。部屋番号→階→建物名→番地の順に並べ、階は 5F・B1F のように数字+Fで、部屋番号は Room か # で書けば実務上は問題ありません。棟の指定(Annex・Bldg. A など)だけは省略すると届かない可能性があるので必ず残してください。フォームに分けて入れるときは、番地を Address Line 1、建物・階・部屋を Address Line 2 に置きます。オフィスの住所をやり取りする機会が多い方は名刺の住所を英語で書く方法も併せてご覧ください。

住所が欄の文字数制限に当たって切られるときの削り方は英語住所が文字数制限で入りきらないときにまとめています。残すべきは番地・町名・部屋番号の3つです。

郡・町村や大字・字が入った住所(丁目・番・号がない住所)の振り分けは大字・字のある住所を英語で書く方法で別に扱っています。

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よくある質問

階数は必ず書かないといけませんか?▼

必須ではありません。部屋番号が分かれば階は推測できるため、Room 501 だけでも配達されます。ただし大型のビルや、部屋番号が階数と対応していない建物では、階を書いたほうが確実です。書いて損はないので、分かるなら入れておくことをおすすめします。

1階は 1F と Ground Floor のどちらで書くべきですか?▼

1F をおすすめします。イギリスやオーストラリアなど英国式の数え方では、日本の1階が Ground Floor、2階が First Floor になるため、序数で書くと1階ぶんズレて伝わる恐れがあります。数字+F なら日本の階数がそのまま伝わり、誤解が起きません。

ビル名が長くてフォームに入り切りません。▼

Building を Bldg. に略し、それでも足りなければ建物名自体を削ってください。番地と郵便番号が正しければ配達できます。優先順位は、番地>郵便番号>市区町村>建物名>階・部屋番号です。下位の情報から削っていきます。

「〇〇ビル」の「ビル」は Bldg. と Building のどちらですか?▼

どちらでも届きます。住所欄では Bldg. と略すのが一般的で、文字数も節約できます。名刺やレターヘッドなど、見た目を整えたい場面では Building と省略せずに書くこともあります。同じ書類の中では表記を統一してください。

部屋番号にアルファベットが入る場合(501Aなど)はどう書きますか?▼

そのまま Room 501A と書きます。ハイフンやスペースを入れずに続けて表記してください。「501-A」のように区切ると、システムによっては別の部屋番号として扱われることがあります。建物側の表記に合わせるのが原則です。

自宅マンションの場合も Bldg. と書きますか?▼

集合住宅であれば建物名をそのままローマ字にして、Bldg. は付けないのが自然です。「サクラハイツ405号室」なら #405 Sakura Heights となります。Bldg. は主にオフィスビルに使う語で、居住用の建物にはあまり使いません。部屋番号と建物名が分かれば届きます。

ESTAのApartment Numberには「Room 205」と入れますか?▼

数字の 205 だけを入れます。Room や # は付けません。建物名は Address Line 2 に入れます。

部屋番号の欄が無いフォームではどこに入れますか?▼

Address Line 2 に「#205 Mori Tower」のように建物名と一緒に入れます。Address Line 2 も無ければ、Address Line 1 の先頭に「#205」を付けます。

住所が「1-9-1-501」のように部屋番号まで続いています。どう分けますか?▼

番地の 1-9-1 を Address Line 1 に、部屋番号の 501 を Address Line 2(または部屋番号の欄)に分けて入れます。最後の数字が部屋番号かどうかは、住民票や郵便物の宛名で確認してください。

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