現地ツアーやアクティビティ、Wi-Fiレンタル、空港送迎の予約で使われるKlook(クルック)とKKdayは、日本語表示に対応していても、住所欄だけは英語(ローマ字)入力を求められることがあります。ここでつまずいて予約が完了しない、あるいはクレジットカードの認証で弾かれるケースがよくあります。この記事では、日本の住所をKlook・KKdayのフォームにどう入れればよいかを、実際の記入例つきで解説します。
Klook・KKdayで住所が必要になる場面
多くのアクティビティ予約では住所の入力は不要ですが、次のような場合に住所欄が現れます。
- クレジットカード決済時の請求先住所(Billing Address)の確認
- Wi-FiルーターやSIM、交通パスなど「モノ」を日本の自宅へ配送してもらう場合
- 領収書・インボイスの発行先として登録する場合
- アカウント作成時のプロフィール登録(任意のことが多い)
重要なのは、この2つを混同しないことです。配送先住所(Shipping Address)は荷物が届く場所、請求先住所(Billing Address)はクレジットカードに登録されている住所です。役割の違いはshipping address・billing addressとは?で詳しく解説しています。
基本ルール:日本語の住所を逆順にする
日本の住所は「大きい単位→小さい単位」ですが、英語では「小さい単位→大きい単位」の逆順になります。
- 日本語
- 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 グローバルハイツ405号室
- 英語
- 405 Global Heights, 1-2-3 Dogenzaka, Shibuya-ku, Tokyo 150-0043, Japan
丁目・番・号はハイフンでつないで「1-2-3」と書きます。この基本は全ての海外サイトで共通です。詳しくは日本の住所を英語で書く方法を参照してください。
Klookの住所欄への振り分け(記入例)
Klookの住所フォームは概ね次の構成です。上の住所例をそのまま当てはめます。
- Address Line 1
- 1-2-3 Dogenzaka
- Address Line 2
- 405 Global Heights
- City
- Shibuya-ku
- State / Province
- Tokyo
- Postal Code
- 150-0043
- Country / Region
- Japan
ポイントは3つあります。1つ目、Address Line 2は建物名・部屋番号のための欄なので、マンション名がなければ空欄で構いません。2つ目、City欄には市区町村を入れます。東京23区は「Shibuya-ku」のように区名を入れてください。3つ目、State / Province欄には都道府県を入れます。Address Line 1と2の使い分けはAddress Line 1・Address Line 2とは?にまとめています。
KKdayの住所欄への振り分け(記入例)
KKdayは台湾発のサービスで、フォームの項目名がKlookと少し異なります。
- 住所 / Address
- 1-2-3 Dogenzaka, Shibuya-ku(1行にまとめる形式のことがある)
- 縣市 / City
- Tokyo
- 郵遞區號 / Zip Code
- 150-0043
- 國家 / Country
- Japan
KKdayでは住所欄が1行しかない場合があります。その場合は「405 Global Heights, 1-2-3 Dogenzaka, Shibuya-ku」のようにカンマ区切りで小さい単位から並べて入力すれば問題ありません。City欄が1つしかないときは都道府県名(Tokyo)を入れ、区市町村名は住所欄の側に含めるのが確実です。
よくあるエラーと対処法
入力しても先に進めないときは、次の6点を確認してください。
- 1全角文字が混ざっている:数字・ハイフン・英字はすべて半角にします。日本語入力のまま打ったハイフン(-)は弾かれます。
- 2漢字・かなが残っている:住所欄は英数字のみを受け付ける実装が多く、「渋谷区」のような日本語が1文字でも残っているとエラーになります。
- 3郵便番号のハイフン:150-0043で通らない場合は1500043とハイフンなしで試します。
- 4文字数オーバー:Address Line 1に長い住所を詰め込むと制限に引っかかります。建物名をAddress Line 2に移してください。
- 5請求先住所がカード会社の登録と違う:Billing Addressは「カードを作ったときに登録した住所」です。引っ越し後に変更していない場合は旧住所が正解です。
- 6State欄がプルダウン:CountryでJapanを選ぶと都道府県の選択肢が出ます。「Tokyo」「Osaka」など英語名で並んでいます。都道府県の英語表記は都道府県の英語表記一覧で確認できます。
氏名と電話番号の書き方
住所とセットで求められる氏名・電話番号にも決まりがあります。
氏名:First Name(名)=Taro、Last Name / Surname(姓)=Yamada の順です。日本語と逆になるので注意してください。詳しくはGiven Name・Surname・Middle Nameとは?を参照してください。
電話番号:国番号+81を付け、先頭の0を取ります。090-1234-5678なら「+81 90-1234-5678」または「+819012345678」です。国番号の欄が別にある場合は、番号側は先頭0を除いた「9012345678」を入れます。詳しくは日本の電話番号の国際表記にまとめています。
GlobalShipsで英語住所を自動生成
GlobalShips(globalships.jp)は、郵便番号を入力するだけで日本の住所をヘボン式ローマ字の英語表記に自動変換する無料ツールです。Address Line 1 / City / State / Postal Code の欄ごとに分けて表示されるので、Klook・KKdayのフォームにそのままコピーして貼り付けられます。入力した住所はブラウザ内だけで処理され、サーバーには送信されません。
まとめ
Klook・KKdayの住所入力は、日本の住所を逆順にして半角英数字で入れるのが基本です。Address Line 1に番地と町名、Address Line 2に建物名と部屋番号、Cityに市区町村、State / Provinceに都道府県、CountryにJapanを入れます。エラーが出たら、まず全角文字と日本語が残っていないかを疑ってください。ホテル予約側のフォームについては海外ホテル予約の住所入力も参考になります。