カナダ(Canada)へ荷物を送るときは、宛先(相手)のカナダ式住所と、差出人(自分)の日本の住所をどちらも英語で書きます。カナダの住所は州を2文字の略号で書き、郵便番号は「文字と数字が交互の6桁」という独自の形式を持つのが特徴です。本記事では、カナダ宛の英語住所の書き方と、差出人となる日本の住所の英語表記を、記入例つきで解説します。
カナダの住所フォーマット
カナダの宛先住所は、次のように書きます。
- 1行目
- 受取人氏名(John Smith)
- 2行目
- 番地+通り名(123 Main Street)/部屋番号があれば「Apt 5-123 Main Street」
- 3行目
- 市名+州の略号+郵便番号(Toronto ON M5H 2N2)
- 4行目
- 国名(CANADA)
市名・州略号・郵便番号を同じ行に並べるのがカナダ式の基本です。州はオンタリオ州=ON、ブリティッシュコロンビア州=BC、ケベック州=QCのように2文字の大文字略号で書きます。
カナダの郵便番号の書き方
カナダの郵便番号(Postal Code)は「A1A 1A1」のように、アルファベットと数字が交互に並ぶ6文字で、真ん中にスペースを入れます(例:M5H 2N2)。すべて大文字で書きます。日本の数字だけの郵便番号とは形式が全く異なるため、送り状の入力欄では「Postal Code / ZIP」にこのカナダ形式を入れる点に注意してください。
差出人(日本の住所)の英語表記
送り状のFrom欄には、あなたの日本の住所を英語で逆順に書き、最後にJAPANを付けます。
例: TARO YAMADA 2-16-3 Konan, Minato-ku Tokyo 108-0075 JAPAN
電話番号は「+81-3-1234-5678」のように国際表記にします。日本語住所を英語へ変換する基本は日本の住所を英語で書く方法を参照してください。アメリカ宛の書き方(アメリカへの荷物の送り方英語住所と注意点)とも共通点が多く、あわせて読むと理解が深まります。
EMS・FedExでカナダへ送る場合の記入例
EMSではToにカナダ式住所、Fromに日本の住所を英語で記入し、品名を具体的に書きます。FedEx・DHLのオンライン送り状では、State/Province欄に州の略号(ON, BC, QCなど)、Postal Code欄にカナダ形式(M5H 2N2)を入力します。ケベック州宛でも住所自体は英語表記で問題ありません。EMSの送り状の基本はEMSで海外に荷物を送る方法を参照してください。
関税・税金の注意点
日本からカナダへの発送品には、金額に応じてGST/HST(物品サービス税)や関税がかかることがあり、受取人が支払うのが基本です。個人間のギフトには一定額までの免税枠がありますが、それを超えると課税されます。インボイスの品名は具体的な英語(例:Cotton T-shirt)で書き、金額を正確に記載してください。曖昧な「gift」表記は通関で保留される原因になります。
GlobalShipsで差出人住所を英語に変換
GlobalShips(globalships.jp)は、郵便番号を入力するだけで日本の住所を英語に自動補完し、EMS・FedEx・DHL・UPSごとに最適化した英語住所を生成する無料ツールです。電話番号の+81変換にも対応。すべてブラウザ内で処理されるため住所情報は外部に送信されません。カナダ宛の送り状に書く差出人住所を、正確かつ素早く用意できます。
まとめ
カナダ宛の住所は①州を2文字略号(ON/BC/QC)で書く、②郵便番号は「A1A 1A1」形式で大文字+中央スペース、③市名・州・郵便番号を同じ行に並べる、④差出人の日本の住所は英語で逆順・最後にJAPAN、が要点です。差出人住所の変換はGlobalShipsで自動化できます。渡航でカナダeTAを申請する場合の住所入力はカナダeTA申請の住所入力で解説しています。
州(Province / Territory)の2文字略号一覧
カナダは10の州と3の準州からなり、住所では必ず2文字の略号を使います。フルネームで書くと機械読み取りで弾かれることがあります。
- オンタリオ
- ON / ケベック:QC / ブリティッシュコロンビア:BC
- アルバータ
- AB / マニトバ:MB / サスカチュワン:SK
- ノバスコシア
- NS / ニューブランズウィック:NB
- プリンスエドワードアイランド
- PE / ニューファンドランド・ラブラドール:NL
- ユーコン
- YT / ノースウェスト:NT / ヌナブト:NU
主要都市と州の対応は、トロント=ON、モントリオール=QC、バンクーバー=BC、カルガリー=AB、オタワ=ON、エドモントン=AB です。都市名だけ聞いて州を推測せず、相手に確認した表記をそのまま使ってください。
部屋番号の書き方とケベック州の表記
部屋番号:カナダでは番地の前にハイフンでつなぐ書き方が一般的です。 100-123 Main Street(123番地の100号室) 「Unit 100, 123 Main Street」「Apt 100-123 Main Street」でも通じますが、ハイフン形式が最も簡潔です。日本のように建物名の後ろに置く形は避けてください。
ケベック州:公用語がフランス語のため、通り名がフランス語表記になります。「1234 Rue Sainte-Catherine Ouest, Montreal QC」のように Rue(通り)、Boulevard、Avenue、Ouest(西)、Est(東)が入ります。**英語に訳さず、教わったままの綴りで書いてください**。アクセント記号(é・è)は省略しても届きますが、あるなら残したほうが確実です。
郵便番号の注意:カナダの郵便番号には数字の0とアルファベットのOが混在します。O・I・Uなど紛らわしい文字は、相手に確認するのが安全です。日本の住所を差出人欄に書く方法は差出人・返送先住所の英語表記を参照してください。