海外発送の送り状には受取人(Recipient)の住所だけでなく、差出人(Sender)の住所も英語で記入する必要があります。Return Address(返送先住所)とも呼ばれ、荷物が届かなかった場合に返送される先を示します。
Return Address(差出人住所)の役割
Return Addressは以下の場面で使用されます:
- 1配達不能時の返送先:受取人不在・住所不明などで配達できなかった場合に荷物が戻ってきます。
- 2税関・通関処理:発送国の税関が差出人情報を確認するために必要です。
- 3配達会社の問い合わせ:荷物に問題が発生した際に配達会社が連絡するために使用します。
Return Addressが書かれていない場合、配達できなかった荷物は受取人がいない国で放置されるリスクがあります。
差出人住所の英語表記(日本から発送の場合)
日本国内の差出人住所を英語に変換する方法は、受取人住所と同じです。
例:東京都港区港南2-16-3 グローバルシップタワー405号室 山田太郎
- Sender(差出人)
- YAMADA TARO
- Address
- Room 405, GlobalShips Tower, 2-16-3 Konan
- City
- Minato-ku, Tokyo
- Postal Code
- 108-0075
- Country
- Japan
送り状の「From」または「Sender」欄に上記を記入します。
会社名義での発送
法人から発送する場合は会社名も記入します。
- Sender Name
- YAMADA TARO
- Company
- GlobalShips Co., Ltd.
- Address
- Room 405, GlobalShips Tower, 2-16-3 Konan
- City
- Minato-ku, Tokyo
- Postal Code
- 108-0075
- Country
- Japan
「Company」欄に法人名を記入することで、返送荷物が会社に確実に届きます。
GlobalShipsで差出人住所を英語に変換
GlobalShips(globalships.jp)では受取人住所だけでなく、差出人住所(日本国内住所)の英語変換にも対応しています。郵便番号を入力するだけで差出人の英語住所フォーマットを生成できます。EMS・FedEx・DHL・UPSの各送り状フォーマットに合わせて出力するため、差出人欄への記入がスムーズになります。
書く位置と「Return Address」以外の呼び方
差出人住所は書式や国によって呼び方が変わります。どれも同じものを指すので、欄の名前で迷わないようにしておくと早いです。
- Return Address
- 返送先。封筒・小包の書式で最も一般的
- Sender / From
- 送り状の差出人欄(EMS・FedEx・DHL・UPS)
- Shipper
- FedEx・DHLの送り状での呼び方
- Consignor
- 貿易書類での差出人
書く位置は媒体で決まっています。封筒・はがきは**左上**(宛先は中央)。段ボールなどの小包は宛先と離れた面か、宛先の上に小さく。送り状(ラベル)は「Sender」欄に印字されます。封筒の宛名の配置は英語の封筒・宛名の書き方で図解しています。
差出人住所を書かないと何が起きるか
差出人住所は「念のため」の情報ではなく、実務上必須です。省略すると次のことが起きます。
- 1返送されない:宛先不明・受取拒否・保管期限切れのとき、戻る先がないため荷物が処分されます。国際便では差出人欄が空だと引受を断られることもあります。
- 2通関の照会に答えられない:内容品について確認が必要なとき、税関や通関業者は差出人に連絡します。連絡が取れないと荷物が長期間止まります。
- 3補償を請求できない:破損・紛失の申し出は差出人が行うのが原則です。差出人情報が不正確だと手続きが進みません。
- 4受取人が不審に思う:差出人不明の国際小包は開封を避けられることがあります。
そのため、部屋番号まで含めて正確に書いてください。個人の住所を相手に知らせたくない場合は、局留めや私書箱ではなく、勤務先やサービス提供元の住所を使うなど、実在して連絡が取れる住所にすることが条件です。不達時の対処は海外発送の荷物が届かないときの対処にまとめています。