イタリアはファッション・食品・雑貨などで日本と双方向のやり取りが多く、EMSやFedEx・DHLで個人発送する機会も増えています。イタリアの住所は郵便番号(CAP)の位置や県略号など日本と異なるルールがあり、宛先を正しく書けないと配達遅延の原因になります。本記事では、イタリア宛ての英語住所の書き方と、差出人となる日本の住所を英語で書く方法を解説します。
イタリアの住所フォーマット
イタリアの住所は「通り名→番地」ではなく「通り名(Via/Viale/Piazza など)+番地」の順で書き、次の行に郵便番号・市区名・県略号を並べます。基本構造は次の通りです。
1行目:宛名(氏名)
2行目:Via(通り名)+番地(例:Via Roma 12)
3行目:CAP(郵便番号5桁)+ 市区名 + 県略号(例:00184 Roma RM)
4行目:国名(ITALY / ITALIA)
ポイントは、郵便番号(CAP)が市区名の「前」に同じ行で並ぶこと、そして末尾に県を2文字の略号(Roma=RM、Milano=MI、Firenze=FI など)で添えることです。
記入例
たとえばローマ市内の宛先なら次のように書きます。
MARIO ROSSI
Via del Corso 100
00186 Roma RM
ITALY
通り名の Via(道)・Viale(大通り)・Piazza(広場)は宛先が使っている表記をそのまま書き写します。番地は通り名の後ろに置きます。CAP(Codice di Avviamento Postale)は必ず5桁で、市区名の前に書くのがイタリア式です。
差出人(日本)の住所を英語で書く
国際発送では、配達不能時に返送されるよう差出人(自分の日本住所)も英語で書きます。日本語と逆順に「番地→町名→市区町村→都道府県→郵便番号→JAPAN」で並べます。例:「東京都渋谷区神南1-19-11」→「1-19-11 Jinnan, Shibuya-ku, Tokyo 150-0041, JAPAN」。日本の住所の英語化ルールは「日本の住所を英語で書く方法」(globalships.jp/articles/japanese-address-english-guide)で詳しく解説しています。EMSの送り状の書き方は「EMSで海外に荷物を送る方法」(globalships.jp/articles/ems-english-address)も参照してください。
配送方法・関税・VAT(IOSS)
料金重視ならEMS(日本郵便)、追跡・補償を重視するならFedEx・DHLが選択肢です。イタリアはEU加盟国のため、2021年7月の制度改正で少額品の付加価値税(IVA=VAT)免税は廃止され、原則すべての輸入品にVATがかかります。少額商品はIOSS(Import One-Stop Shop)で販売時に課税されることもあります。送り状・インボイスには内容品と実際の金額を正確に記入し、過少申告は避けましょう。インボイスの書き方は「コマーシャルインボイスの住所・英語表記」(globalships.jp/articles/commercial-invoice-address-english)を参照してください。
よくあるミス
・郵便番号(CAP)を市区名の後ろに書いてしまう → イタリアでは市区名の前が正しい。
・県略号(RM・MI など)を省略する → 大都市以外は同名地名が多く、略号がないと仕分けが遅れます。
・番地を通り名の前に置く → イタリアは「通り名→番地」の順。
・差出人の日本住所を書かない → 返送不能になるため必ず英語で記入。
住所が正しく届かない場合の対処は「荷物が届かない時の原因と対処法」(globalships.jp/articles/parcel-not-delivered-guide)を参照してください。
GlobalShipsで解決
イタリア宛ての発送でも、差出人となる日本の住所を正確な英語にしておくことが確実な配送につながります。GlobalShips(globalships.jp)は、郵便番号を入力するだけで日本の住所を国際標準の英語表記に自動変換し、番地・市区町村・都道府県・郵便番号に分けてコピーできる無料ツールです。すべてブラウザ内で処理し、住所や氏名をサーバーに送信しません。登録も不要で、EMS・FedEx・DHL・UPSの各フォーマットに対応しています。