マンションやアパートに住んでいる場合、海外発送の送り状に部屋番号・建物名をどのように記入すれば良いか迷う方が多くいます。建物名・部屋番号の書き漏れは荷物の不達につながるため、正しい英語表記を知っておくことが重要です。
部屋番号の英語表記
日本語の「〇〇号室」は英語で「Room 〇〇」または「Apt 〇〇」(Apartment の略)と表記します。
例:東京都港区港南2-16-3 グローバルシップタワー405号室 → Room 405, GlobalShips Tower, 2-16-3 Konan, Minato-ku, Tokyo 108-0075, Japan
または: → 405 GlobalShips Tower, 2-16-3 Konan, Minato-ku, Tokyo 108-0075, Japan
建物名の英語表記(ローマ字)
建物名は原則としてヘボン式ローマ字で表記します。
例:港南グランドハイツ → Konan Grand Heights サンパレス → Sun Palace ライオンズマンション → Lions Mansion
英語名がある建物はそのまま英語名を使います(例:Tokyo Midtown, Shiodome City Center)。固有名詞はローマ字でも英訳でも配達上の問題はありませんが、郵便物・宅配便では受取人が判別できる表記が重要です。
送り状の Address Line の使い方
FedEx・DHL・UPSの送り状には通常「Address Line 1」と「Address Line 2」があります。
- Address Line 1
- 番地・町名(例:2-16-3 Konan)
- Address Line 2
- 建物名・部屋番号(例:GlobalShips Tower, Room 405)
EMSの手書き送り状の場合は1行目に「Room 405, GlobalShips Tower」、2行目に「2-16-3 Konan, Minato-ku」と記入するのが一般的です。
#・Apt・Unit・Suite・Flat の使い分け
部屋番号の前に付ける語は複数あり、どれを使っても日本への配達に支障はありません。ただし意味と使われ方は違います。
- #(例
- #405):最も短く、国を問わず通じます。文字数制限のあるフォームで有利。
- Apt / Apartment(例
- Apt 405):北米で住居に使う一般的な語。
- Unit(例
- Unit 405):北米・オセアニアで住居にも事業所にも使える中立的な語。
- Suite / Ste(例
- Suite 405):オフィス・事務所に使う語。住居に使うと事業所と誤解されることがあります。
- Flat(例
- Flat 405):イギリス・アイルランドで住居に使う語。
- Room(例
- Room 405):日本語の「号室」に最も近く、和製英語ではなく通じます。
日本の住所を書くときは「#405」または「Room 405」が無難です。海外フォームの選択肢に合わせる必要はありません。国ごとの書式はアメリカイギリスのガイドを参照してください。
棟・号棟がある場合と不達を防ぐチェック
団地や大規模マンションで「3号棟205号室」のように棟がある場合は、棟を建物名の一部として扱います。
〇〇団地3号棟205号室 → #205, Bldg. 3, Ooo Danchi
「号棟」は Bldg.(Building)と書くのが一般的です。棟がアルファベットなら「Tower A」「Bldg. A」とします。
発送前に確認したいのは次の3点です。
- 1部屋番号が入っているか:これが最大の不達要因です。建物までは届いても受取人を特定できず、返送または保管期限切れになります。
- 2番地と建物名が同じ行に押し込まれていないか:Address Line 1に「3-12-5 Roppongi Mori Tower #205」と全部入れると、文字数超過で末尾が切れて部屋番号が消えることがあります。建物と部屋番号はAddress Line 2へ移します。
- 3表札・郵便受けの名義と受取人名が一致しているか:旧姓やルームシェアで名前が違うと、不在票も入らず返送されることがあります。
届かなかった場合の確認手順は海外発送の荷物が届かないときの対処にまとめています。
GlobalShipsで自動入力
GlobalShips(globalships.jp)では郵便番号・番地を入力するとともに、建物名・部屋番号を入力するフィールドが別途用意されています。入力した内容をまとめて英語住所フォーマットに変換できるため、建物名の書き漏れを防げます。