インドのeビザ申請で、多くの人が手を止めるのが「Reference(照会先)」の欄です。インド国内と日本の2か所について、名前・住所・電話番号を書くように求められます。初めてのインド旅行で知人がいない場合、誰を書けばいいのか分からない、という声が多い欄です。この記事では、Reference欄の考え方と記入例、同じページに出てくる欄の書き方を整理します。
Reference欄が出てくるページと聞かれる項目
Reference欄は、申請者の住所・家族・職業のページの後、訪問の詳細(Visa Details など)を入れるページに出てきます。おおむね次の欄です。
インド国内の照会先 ・Reference Name in India(名前) ・Address(住所) ・Phone(電話番号)
日本の照会先 ・Reference Name in Japan(名前) ・Address(住所) ・Phone(電話番号)
画面の表記は「Reference Name in Home Country」などになっていることもあります。申請の種類(観光・商用など)や時期によって欄の並びが変わることがあるため、画面の表示に従ってください。
インド国内の照会先:知人がいない観光ならホテルを書く人が多い
インドに知人・取引先がいる場合は、その人の名前・住所・電話番号を書きます。商用なら訪問先企業の担当者、知人訪問ならその知人です。
観光でインドに知人がいない場合は、最初に泊まるホテルの名前・住所・電話番号を書く人が多いです。ツアーで行く場合は、現地の旅行会社を書くこともあります。
記入例(ホテルを書く場合) Reference Name in India:Hotel Sample New Delhi(宿泊予定のホテル名) Address:12 Connaught Place, New Delhi, Delhi 110001 Phone:911123456789 (ホテル名・住所・電話番号は架空の例です)
架空の名前や、連絡のつかない人を書くのは避けます。ホテル名・住所・電話番号は予約確認メールやホテルの公式サイトから写します。
日本の照会先:同行しない家族・友人を書く
日本の照会先には、申請者に何かあったときに連絡がつく、日本にいる人を書きます。一般的には、旅行に同行しない家族・友人・同僚などです。
- 一緒に旅行する人は避ける(同時に連絡がつかなくなるため)
- 本人の了解を取っておく
記入例 Reference Name in Japan:Hanako Yamada Address:2-21-1 Shibuya, Shibuya-ku, Tokyo 150-0002 Phone:819012345678
名前はローマ字で、名・姓の順でも姓・名の順でも構いませんが、パスポートと同じヘボン式の綴りに揃えると読み間違いがありません。
目的別の記入例:商用・知人訪問・ツアー
渡航の目的によって、インド国内の照会先に書く相手が変わります。
商用(e-Business Visa など) Reference Name in India:訪問先企業の担当者名(例:Rahul Sharma) Address:訪問先企業の住所 Phone:担当者または代表の番号 訪問先の会社名・住所は、招へい状やメールの署名から写します。
知人・家族の訪問 Reference Name in India:訪問する知人の名前 Address:知人の自宅住所 Phone:知人の携帯番号 住所の綴りは本人に英語で送ってもらうと確実です。
ツアー Reference Name in India:現地の手配会社の名前 Address・Phone:旅行会社から届く行程表や確認書の記載
どの場合も、日本の照会先は日本に残る家族・友人・同僚です。架空の名前や連絡のつかない相手は書かないでください。
住所と電話番号の英語表記
住所 日本の住所は、番地 → 町名 → 市区町村 → 都道府県 → 郵便番号の順に英語で書きます。
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ビル1203号室 → Shibuya Bldg. 1203, 2-21-1 Shibuya, Shibuya-ku, Tokyo 150-0002
電話番号 国番号つきで書くのが基本です。日本の携帯 090-1234-5678 なら、先頭の 0 を取って 81 をつけ、819012345678 のようにします。インドの番号は国番号 91 です。記号(+・ハイフン)を入れられるかは画面の入力ルールに従います。
同じページに出てくる欄
Reference欄の前後には、次のような欄があります。
- Places likely to be visited(訪問予定地):Delhi, Agra, Jaipur のように都市名を並べる
- Have you booked any room in Hotel/Resort etc. through any Tour Operator?:旅行会社経由でホテルを予約したかどうか。Yes なら旅行会社名とホテル名を入れる
- Expected Port of Exit from India(出国予定の空港):出国する空港をプルダウンから選ぶ
- Have you ever visited India before?:過去のインド訪問歴。Yes ならそのときの住所・都市・ビザ番号など
- Countries Visited in Last 10 Years:過去10年に訪れた国
入国予定の空港(Port of Arrival)はeビザで入国できる空港から選びます。対象の空港は公式サイトで確認してください。
よくある間違い
①日本の照会先に同行者を書く 一緒に旅行する人は、緊急時に連絡がつかなくなります。日本に残る人を書きます。
②電話番号の先頭の 0 を残したまま国番号をつける 81 をつけたら先頭の 0 は取ります(8109012345678 ではなく 819012345678)。
③ホテル名だけで住所を空欄にする 住所と電話番号も予約確認メールやホテルの公式サイトから写します。
④照会先に申請者本人を書く 照会先は本人以外の人・施設です。
インドeビザのほかの欄
Reference欄の前のページで迷いやすい欄です。
- 住所:インドeビザの住所の書き方
- 家族の情報:インドeビザの家族情報の書き方
- 職業・勤務先:インドeビザの職業・勤務先の書き方
日本の照会先の住所は、GlobalShipsで郵便番号から英語表記に自動変換できます。