オーストラリアへ観光で行く日本のパスポート保持者は、事前にETA(Electronic Travel Authority)を申請します。申請は公式アプリで行い、パスポートを読み取り、顔写真を撮り、連絡先を入れる流れです。滞在先の住所の書き方は別の記事で扱っているので、この記事ではパスポートと連絡先の欄に絞って整理します。
申請前に用意するもの
- ICチップつきのパスポート(有効期限が十分あるもの)
- NFCに対応したスマートフォン(パスポートの読み取りに使う)
- 受信できるメールアドレス
- 支払いに使うクレジットカードなど
読み取りに対応した端末かどうかは、アプリの案内で確認します。対応していない場合の手続きは、公式の案内に従ってください。
パスポート情報:読み取り結果を必ず見直す
アプリでは、パスポートのICチップを読み取ると、氏名・生年月日・パスポート番号・有効期限などが自動で入ります。自動で入った内容でも、次の点を確認してください。
- Family name(姓)と Given names(名)が逆になっていない
- パスポート番号の 0(ゼロ)と O(オー)
- 生年月日の日と月
- 有効期限が渡航日より後になっている
読み取りがうまくいかないときは、パスポートのカバーを外し、スマホケースを外して、端末の読み取り位置に合わせ直します。手入力が必要な場合は、パスポートの顔写真ページを1文字ずつ写します。
国籍と出生国
国籍(Nationality)は、パスポートの発行国で、日本のパスポートなら Japan です。出生国(Country of birth)を聞かれた場合は、生まれた国を選びます。日本生まれなら Japan です。
二重国籍の場合や、パスポートの国籍と出生国が違う場合は、質問の意味に従って、それぞれ正確に選びます。迷うときは公式の案内で確認してください。
メールアドレスの入れ方
メールアドレスには、申請の受付や結果の通知が届きます。次の点に注意してください。
- 普段使っていて、すぐ開けるアドレスにする
- 会社のアドレスは、異動や退職で受け取れなくなることがあるため避ける
- 入力後の確認欄がある場合は、コピーして貼らずに入力し直して誤りを防ぐ
- 迷惑メールフォルダも確認する
家族の分を同じアドレスで申請することもできます。同じアドレスを使えるかどうかは画面の表示に従ってください。
電話番号の入れ方
電話番号は、国番号つきで入れるのが基本です。日本は +81 です。
記入例 090-1234-5678 → +81 9012345678 03-1234-5678 → +81 312345678
先頭の 0 を取り、ハイフンは入れません。国番号を選ぶ欄と番号を入れる欄が分かれている場合は、国番号の欄で Japan(+81)を選び、番号の欄には先頭の 0 を除いた番号を入れます。考え方は日本の電話番号を国際表記にする方法を参照してください。
家族の分を申請するとき
ETAは1人ずつ申請します。家族分を続けて手続きするときは、次のように分けて考えます。
- パスポート情報は、申請する本人のものを使う(親のパスポートで子の分は作れません)
- 子どもも自分のパスポートで申請する
- 連絡先のメールアドレスは、家族で同じものを使ってもよい(画面の指示に従う)
- 滞在先の住所は、家族で同じ英語表記にそろえる
滞在先の住所はオーストラリアETAの滞在先住所の書き方にまとめています。個人情報の質問はオーストラリアETAの個人情報・質問の書き方を参照してください。
記入例:山田太郎さんの場合
- Family name
- YAMADA
- Given names
- TARO
- 生年月日
- 07 MAR 1985
- 国籍
- Japan
- パスポート番号
- TR1234567(読み取りで自動入力)
- メール
- 自分が普段使うアドレス
- 電話番号
- +81 9012345678
滞在先の英語の住所は、GlobalShips(globalships.jp/tools/australia-nz-eta-address)で作れます。
よくある間違い
①自動入力された内容を見直さずに進める ②電話番号の先頭の 0 を残したまま入れる ③会社のメールアドレスを入れて、後で受け取れなくなる ④家族分で、他の人のパスポート情報を入れてしまう ⑤パスポートの有効期限が渡航日に足りていない
送信前の確認画面で、パスポートと1項目ずつ照合してください。
まとめ
オーストラリアETAは、アプリでパスポートを読み取って申請します。自動入力された内容も、パスポートと見比べて確認することが大切です。電話番号は +81 をつけて先頭の 0 を取り、メールアドレスは確実に受け取れるものを選びます。家族は1人ずつ、本人のパスポートで申請します。手続きの仕様は変わることがあるため、画面の表示と公式の案内に従ってください。