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W-8BENの住所の書き方|英語での記入例と居住地・郵送先の違い

海外プラットフォームの税務書類W-8BENで求められる住所(Permanent residence address/Mailing address)を英語で書く方法を記入例つきで解説。日本の住所の並べ方、TIN欄、よくある差し戻しの原因をまとめます。

結論

W-8BENの住所は、6行目までの「Permanent residence address」に日本の居住地を英語で逆順に書きます。私書箱や他人の住所は書けません。 〒108-0075 東京都港区港南2-16-3 サンハイツ405号室 の場合 Street:#405 Sun Heights, 2-16-3 Konan / City:Minato-ku / State:Tokyo / Postal code:108-0075 / Country:Japan 郵送先が同じなら Mailing address(5行目)は空欄で構いません。

入力欄入力する内容(例:〒106-0032 東京都港区六本木3-12-5 森タワー205)Address Line 13-12-5 Roppongi番地・町名Address Line 2#205 Mori Tower建物名・部屋番号CityMinato-ku市区町村State / ProvinceTokyo都道府県ZIP / Postal Code106-0032郵便番号CountryJapan
欄の名前はサイトによって少し変わるが、構造はほぼ共通。一度覚えれば使い回せる。
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海外のクラウドソーシングやストックフォト、電子書籍の販売プラットフォームに登録すると、報酬の支払い前にW-8BENという税務書類の提出を求められます。ここで住所を英語で書く欄が出てきますが、欄の名前が「Permanent residence address」「Mailing address」と分かれていて、どちらに何を書くのか迷いやすいところです。この記事では、日本に住んでいる個人がW-8BENの住所欄をどう埋めるかを記入例で整理します。

W-8BENは何のための書類か

W-8BENは「自分はアメリカの居住者ではない」ことを支払い者に申告するための書類です。提出しないと支払額から高い率で源泉徴収されるため、報酬を受け取る側にとっては出しておくべき書類です。日本とアメリカの間には租税条約があるため、条約の適用を申請する欄(Part II)を埋めることで、源泉徴収の率が下がる場合があります。

なお、この記事は住所欄の英語表記の書き方を説明するものです。条約の適用条件や税率の判断そのものは各自の状況で変わるため、税務の判断が必要な場合は税理士や所轄の税務署に確認してください。

Permanent residence address(恒久的住所)の記入例

ここには実際に住んでいる場所を書きます。日本語の住所を逆順に並べます。

日本語:〒108-0075 東京都港区港南2-16-3 サンハイツ405号室

Street address, apt. or suite no.
#405 Sun Heights, 2-16-3 Konan
City or town
Minato-ku
State or province
Tokyo
Postal code
108-0075
Country
Japan

1行に収まらない場合は、部屋番号と建物名を先に、番地と町名を後ろに置いた並び(#405 Sun Heights, 2-16-3 Konan)で問題ありません。丁目・番・号はハイフンでつなぎ「2-16-3」とします。詳しい作り方は番地・丁目の英語表記にまとめています。

この欄には次のものは書けません。 ・私書箱(P.O. Box) ・勤務先や取引先など、自分が住んでいない場所 ・転送サービスの住所 書式の不備ではなく申告内容の不備とみなされ、差し戻しになります。

Mailing addressは同じなら空欄

5行目の Mailing address は、郵便物の宛先が恒久的住所と違う場合にだけ書く欄です。同じなら空欄のままにします。ここに恒久的住所と同じものを重複して書くと、かえって「別の住所がある」と読まれて確認が入ることがあります。

実家に郵便物を届けたいなど、実際に宛先が違う場合にだけ記入してください。この欄であれば私書箱を使うことは可能です。恒久的住所の欄との役割の違いは、荷物の届け先とカードの登録住所を分ける考え方と同じで、「実態を書く欄」と「連絡先を書く欄」を混ぜないのがコツです。

TIN欄とマイナンバーの扱い

住所と並んで迷うのがTIN(納税者番号)の欄です。

  • U.S. taxpayer identification number(5行目):アメリカの番号です。持っていなければ空欄にします。日本のマイナンバーを書く欄ではありません。
  • Foreign tax identifying number(6行目):居住国の納税者番号です。日本の個人であればマイナンバー(個人番号)が該当します。

マイナンバーをアメリカの番号の欄に書いてしまうのは典型的な間違いで、差し戻しの原因になります。どちらの欄も番号は半角で、ハイフンの有無は書式の指示に従ってください。

差し戻しになりやすい書き方

  1. 1全角文字が混ざっている:数字・ハイフン・英字をすべて半角にします。オンライン入力フォームでは全角が入っているだけで保存できないことがあります。
  2. 2住所に日本語が残っている:ローマ字に直します。都道府県名に -to / -fu / -ken を付ける必要はありません(東京都は Tokyo)。北海道だけは「道」が名前の一部なので Hokkaido です。
  3. 3Country を書いていない:Japan を明記します。
  4. 4氏名の順序:氏名は Given name(名)→ Family name(姓)の順で入力する欄が多いです。パスポートの表記と一致させてください。ローマ字表記の作り方は氏名のローマ字表記ガイドを参照してください。
  5. 5署名日の書式:アメリカ式は MM-DD-YYYY です。日本式の年月日順で書くと日付が別の日として読まれます。
  6. 6有効期限:W-8BENは提出年の年末から3年で失効します。住所や氏名が変わったときも再提出が必要です。提出したら控えを残しておいてください。

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GlobalShips(globalships.jp)は、郵便番号を入力するだけで日本の住所を英語表記に変換する無料ツールです。Street / City / State / Postal code に分かれた形で出力されるため、W-8BENのオンライン入力フォームにそのままコピーできます。処理はブラウザ内で完結し、住所や個人情報が外部に送信されることはありません。

まとめ

W-8BENの住所は、実際に住んでいる日本の住所を英語で逆順に書きます。私書箱や勤務先は使えません。郵送先が同じならMailing addressは空欄にし、マイナンバーはアメリカの番号の欄ではなくForeign TINの欄に書きます。全角混入と日付書式が差し戻しの二大原因です。同じく英語で住所を書く書類としては住民票の英訳英文履歴書の住所も参考になります。

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よくある質問

Permanent residence addressに実家の住所を書いてもいいですか?

自分が住んでいなければ書けません。この欄は実際の居住地を申告する欄です。郵便物を実家で受け取りたい場合は、Mailing addressの欄に実家の住所を書いてください。

マイナンバーはどこに書きますか?

Foreign tax identifying number(居住国の納税者番号)の欄です。U.S. taxpayer identification numberはアメリカの番号の欄なので、持っていなければ空欄にします。

都道府県に -ken は付けますか?

付けません。愛知県は Aichi、東京都は Tokyo です。北海道だけは「道」が名前の一部なので Hokkaido と書きます。

W-8BENは一度出せばずっと有効ですか?

提出した年の年末から3年で失効します。住所や氏名が変わったときも再提出が必要です。失効すると源泉徴収の率が上がるので、期限を控えておいてください。

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