日本の住所には「2丁目16番3号」「4-5-6」「1234番地」など様々な形式があります。これを英語に変換する際に「どのように書けばよいか」と迷う方が多くいます。本記事では、番地・丁目・番・号の英語表記を詳しく解説します。
早見表:日本語の番地 → 英語の書き方
よくある形をそのまま写せるように並べます。左が日本語、右が英語の書き方です。
2丁目16番3号 → 2-16-3 2丁目16-3 → 2-16-3 3丁目45番 → 3-45 1丁目2番地 → 1-2 1234番地 → 1234 1234番地5 → 1234-5 123番地の4 → 123-4 3-12-5-2(枝番あり)→ 3-12-5-2 字〇〇123番地 → 123 〇〇(字は省く) 番地なし → 建物名・施設名を番地の位置に書く
町名は番地のあとに書きます。港南2丁目16番3号なら「2-16-3 Konan」です。郵便番号から町名までまとめて英語にしたい場合は、GlobalShips(globalships.jp)に住所を入れると、この形で出力されます。
住居表示と地番の違い
日本の住所には2種類の形式があります。
- 住居表示(町名+丁目+番+号)
- 「港南2丁目16番3号」→英語では「2-16-3 Konan」
- 地番(町名+番地)
- 「港南1234番地」→英語では「1234 Konan」または「Konan 1234」
住居表示は「住居表示に関する法律」に基づき整備された新しい形式、地番は旧来からの土地番号です。市街地の多くは住居表示、農村部・山間部は地番が残っています。
丁目・番・号のハイフン変換ルール
「〇丁目〇番〇号」はすべてハイフンでつないで表記します。
1丁目2番3号 → 1-2-3 3丁目45番 → 3-45 1234番地5号 → 1234-5
ハイフンの代わりにスペースを使う表記(1 2 3)や、「No. 2-16-3」と「No.」を付ける表記も見られますが、一般的にはハイフン区切りが標準です。
丁目のない番地の書き方
丁目がなく「〇〇町123番地4」のような場合は: 123-4 〇〇-cho(または 123-4, Ooo-machi)と表記します。
さらに単純に「456番地」のみの場合は: 456 〇〇-cho と表記します。
番地が「〇〇番地の△号」の形式(例:123番地の4)も同様に「123-4」と変換します。
枝番・「〜の〜」・無番地など特殊なケース
- 1枝番がある(3-12-5-2):そのままハイフンで並べます。海外のフォームは4つ組を嫌いませんが、Address Line 1の文字数制限に注意してください。
- 2「〇番地の△」:「の」はハイフンに置き換えます。123番地の4 → 123-4。
- 3甲・乙・イ・ロなどの符号:ローマ字にせず、そのまま数字の後ろに付けて「1234-Ko」のように書くか、判断が難しい場合は郵便局の窓口で確認してください。
- 4無番地:番地が存在しない土地では、代わりに建物名を入れます。「Ooo Shrine, Ooo-cho, ...」のように、番地の位置に建物名・施設名を置きます。
- 5「大字」「字」:Oaza / Aza と書く例もありますが、省略しても届くのが一般的です。町名の一部として続けて書けば問題ありません。
- 6番地とビル名が同じ行に収まらない:建物名と部屋番号をAddress Line 2へ移します。分け方はAddress Line 1・Address Line 2とは?で解説しています。
海外フォームの欄への振り分け
番地が正しく書けても、入れる欄を間違えると届きません。〒106-0032 東京都港区六本木3-12-5 森タワー205号室であれば、次のように振り分けます。
- Address Line 1
- 3-12-5 Roppongi
- Address Line 2
- #205 Mori Tower
- City
- Minato-ku
- State / Province
- Tokyo
- ZIP / Postal Code
- 106-0032
- Country
- Japan
番地と町名は必ず同じ行(Address Line 1)に入れます。番地だけをAddress Line 1、町名をAddress Line 2に分けてしまうと、ラベル上で町名が抜け落ちることがあります。都道府県の書き方は都道府県の英語表記一覧、全体の並びは日本の住所を英語で書く方法を参照してください。
通販サイトのフォームは欄の数がまちまちです。SHEIN(シーイン)のようにStreet addressが1欄しかないサイトで番地・丁目・号をどうまとめるかはSHEINの住所入力|番地・丁目の書き方で個別に扱っています。番地の前に付く建物名・階・部屋番号の並べ方はビル名・階数・部屋番号の英語表記で扱っています。
自分の住所が住居表示か地番かを見分ける
同じ「2-16-3」に見えても、住居表示と地番では意味が違います。見分けがつくと、後述のトラブルの原因が分かるようになります。
見分け方は単純です。郵便物の宛名や住民票に「〇丁目〇番〇号」と書かれていれば住居表示、「〇〇町1234番地」「〇〇町1234-5」なら地番です。建物の玄関横に青や緑のプレート(街区表示板)が貼ってあれば、その地域は住居表示が実施されています。
なぜこれが効くかというと、地番はもともと土地に振られた番号で、建物の位置とは必ずしも一致しないからです。同じ地番に複数の建物が建っていたり、番号が地図上で飛んでいたりします。海外の配送業者が住所を地図に落とし込めないケースの多くは、これが原因です。
地番地域に住んでいる場合は、建物名を必ず書いてください。番地だけでは現地で特定できず、郵便番号と町名、そして建物名の3点で配達されることになります。郵便番号から町名を確認する手順は郵便番号から英語住所を調べる方法にまとめています。
海外フォームで番地が弾かれる形
番地の書き方自体は合っているのに、フォームが受け付けないことがあります。原因はほぼ入力文字の種類です。
- 1全角のハイフンと数字:日本語入力のまま打つと「2-16-3」になります。見た目は似ていますが別の文字で、英数フォームでは弾かれます。半角で「2-16-3」と打ち直してください。これが最も多い原因です。
- 2長音記号・ダッシュの混入:「‐」「—」「ー」がハイフンの位置に入っていることがあります。コピー&ペーストで混入しやすいので、疑わしいときは手打ちします。
- 3スラッシュ区切り:「2/16/3」と書くと日付と誤認されるサイトがあります。ハイフンにしてください。
- 4「No.」や「chome」を残す:エラーにはなりませんが欄が長くなり、文字数制限に当たりやすくなります。削って構いません。
- 5番地の前後の空白:貼り付けたときに空白が残っていると、サイトによっては不正な文字として扱われます。
入力し直しても通らない場合は、番地ではなく国設定や郵便番号が原因のことがあります。確認の順序は海外サイトで日本の郵便番号・都道府県が弾かれるときの対処法にまとめています。
番地が長くて欄に入りきらないとき
枝番が多い住所や、建物名が長い住所では Address Line 1 の文字数制限に当たります。削る順番を決めておくと迷いません。
最初に削るのは、意味を持たない語です。「chome」「banchi」「No.」はハイフン表記に含意されているので、消しても情報は失われません。次に建物名を短くします(GlobalShips Residence Tower → GlobalShips Res.)。それでも足りなければ建物名そのものを落とし、部屋番号だけ残します。
絶対に削ってはいけないのは、番地の数字・町名・部屋番号の3つです。このどれかが欠けると配達できません。逆に言えば、建物名は無くても届きます。
1欄しかないフォームでの詰め方と、削ってよい語の優先順位は英語住所が文字数制限で入りきらないときで詳しく扱っています。
GlobalShipsで自動変換
GlobalShips(globalships.jp)では、日本語住所の番地・丁目・番・号を入力すると自動的に英語のハイフン区切り形式に変換します。住居表示・地番どちらにも対応しており、変換結果をワンクリックでコピーできます。全角のハイフンや数字は半角に直したうえで出力するため、海外フォームで弾かれる原因の多くを最初から避けられます。
郡・町村や大字・字が入った住所(丁目・番・号がない住所)の振り分けは大字・字のある住所を英語で書く方法で別に扱っています。
あわせて団地・公営住宅の住所を英語で書く方法も参照してください。