海外の取引先と名刺交換をする際や、英語版の名刺を作る際には、日本の会社住所・個人の連絡先を英語(ローマ字)で記載します。名刺は第一印象を左右するため、正しい英語表記とレイアウトが大切です。本記事では、英語名刺に日本の住所を記載する方法を解説します。
名刺に記載する英語住所の順番
名刺の住所は、日本語と逆順(小さい単位→大きい単位)で記載します。
例:東京都港区港南2-16-3 GlobalShipsタワー10階 → GlobalShips Tower 10F, 2-16-3 Konan, Minato-ku, Tokyo 108-0075, Japan
階数は「10F」のように記載し、最後に郵便番号とJapanを書きます。1〜2行に収めるとすっきりします。
会社名・部署・役職の英語表記
会社名は登記上の英語表記があればそれを使い、なければヘボン式ローマ字+法人格(Co., Ltd. / Inc. / LLC)を付けます。部署はDepartment(例:Sales Department)、役職は名刺で一般的な英語表記(例:Manager, Director, CEO)を使います。会社住所の詳細は会社・法人住所の英語表記も参考にしてください。
電話番号・メールの表記
電話番号は国番号+81を付け、市外局番の先頭の0を取って記載します(例:03-1234-5678→+81-3-1234-5678)。携帯はMobile、固定はTel/Phone、FAXはFaxと明記すると親切です。国際的にやり取りする相手向けには、+81形式での記載が必須です。
英語名刺のレイアウト例
情報の並び順は、上から「氏名 → 役職 → 会社名 → 住所 → 連絡先」が基本です。日本語名刺と同じ順序なので迷いません。
TARO YAMADA Sales Manager GlobalShips Co., Ltd.
10F GlobalShips Tower, 3-12-5 Roppongi Minato-ku, Tokyo 106-0032, Japan
Tel: +81-3-1234-5678 Mobile: +81-90-1234-5678 Email: taro.yamada@example.com
住所は2行に折るのが読みやすく、1行目に建物・番地・町名、2行目に区・都道府県・郵便番号・Japanを置きます。両面名刺にする場合は、片面を日本語、もう片面をこの英語面にします。同じ内容を1面に詰め込むと読みにくくなるので避けてください。
英語名刺でよくある間違い
- 1住所を日本語の順序で並べる:「Tokyo, Minato-ku, 3-12-5 Roppongi」は逆です。小さい単位から書きます。
- 2Japanを書き忘れる:国内向け名刺の感覚で省略しがちですが、海外の相手が郵送や訪問に使うため必須です。
- 3電話番号の先頭の0を残す:「+81-03-1234-5678」は誤りで、0を取って「+81-3-1234-5678」です。詳しくは日本の電話番号の国際表記を参照してください。
- 4階数を「10th floor」と書く:名刺では「10F」で十分です。長いと1行に収まりません。
- 5法人格を毎回変える:Co., Ltd. と Inc. を書類ごとに使い分けると、取引先や通関で別法人と見なされます。1つに統一してください。
- 6氏名の順序が資料と違う:名刺を「Taro Yamada」、パスポートやインボイスを「YAMADA TARO」にするのは構いませんが、綴りは必ず一致させます。氏名のローマ字表記にまとめています。
GlobalShipsで住所を英語に変換
GlobalShips(globalships.jp)は、郵便番号を入力するだけで都道府県・市区町村を英語に自動補完し、名刺に記載する英語住所を生成する無料ツールです。電話番号の+81変換にも対応。すべての処理がブラウザ内で完結します。氏名のローマ字も正確に整えられます。
まとめ
英語名刺の住所は、①逆順で最後にJapan、②階数はF表記、③会社名は法人格付き、④電話番号は+81形式、が基本です。GlobalShipsで正しい英語住所・電話番号を作れば、海外でも通用する名刺を作成できます。転職・海外就職で英文履歴書を書く場合の住所は、名刺とは扱いが異なります(番地まで書かない選択もあります)。判断基準は英文履歴書・レジュメの住所の書き方で解説しています。