インドネシア(バリ島・ジャカルタなど)へ観光で行くとき、多くの人が到着ビザ(VOA)を事前にオンラインで取る「e-VOA」を使います。住所の欄についてはインドネシア入国の住所入力(e-VOA・電子税関申告)で解説しました。この記事では、それ以外のパスポート情報・到着情報・写真のアップロードの欄を、画面の英語の欄名に沿って整理します。欄の名前や並びは変わることがあるため、最終的には申請画面の表示と公式の案内に従ってください。
申請の流れと入力する欄
e-VOAの申請は、おおむね次の順で進みます。
- 1アカウントの作成(メールアドレスで登録)
- 2ビザの種類の選択(観光のVOA)
- 3パスポート情報の入力と画像のアップロード
- 4顔写真のアップロード
- 5到着情報・滞在先の入力
- 6入力内容の確認と支払い(クレジットカード)
- 7承認後、e-VOAのPDFをダウンロード
申請は入国管理局(Imigrasi)の公式サイトで行います。検索結果には手数料を上乗せする代行サイトも出てくるため、URLを確認してから入力を始めてください。
パスポート情報の書き方
パスポート情報は、券面(顔写真のページ)のとおりに入力します。
- Passport Number:TK1234567 のような英字2文字+数字7桁。数字の0と英字のOを取り違えない
- Full Name:券面の綴りどおりに、姓名の順や区切りは画面の指示に合わせる(YAMADA TARO)
- Nationality:JAPAN を選ぶ
- Date of Birth/Expiry Date:日付の並び(日・月・年)は画面の形式に合わせる
- Sex:Male/Female
パスポートは、インドネシア到着時点で一定期間(一般に6か月以上)の残存期間が求められます。残りが少ない場合は、申請前に公式の案内で条件を確認し、必要なら先に更新してください。
パスポート画像と顔写真のアップロード
パスポートの顔写真ページの画像と、本人の顔写真の2つを求められます。
- パスポート画像:顔写真のページ全体が写るように撮る。下部の2行の英数字(機械読取り部分)まで切れずに写っていること。反射・影・指の写り込みを避ける
- 顔写真:正面・無帽・背景が明るい単色。スマートフォンで撮る場合は、白い壁の前で明るい場所を選ぶ
- ファイル形式と容量:画面に指定があれば従う。容量オーバーでアップロードできないときは、画像を縮小してから再度アップロードする
画像が不鮮明だと差し戻されることがあります。家族分を申請するときは、1人ずつ本人の画像を使ってください。
到着情報の書き方(到着日・便名・到着空港)
到着情報は、航空券の予約確認書(eチケット)を見ながら入力します。
- ・Arrival Date
- インドネシアに到着する日(現地時間)。夜行便で日付をまたぐ場合は、到着日のほうを入れる
- ・Flight Number/Transportation Number
- 航空会社コード+数字(例:GA881)。スペースは入れない
- ・Port of Entry(到着地)
- 到着する空港を一覧から選ぶ
- バリ島
- I Gusti Ngurah Rai International Airport(デンパサール)
- ジャカルタ
- Soekarno-Hatta International Airport
- ・Purpose of Visit
- 観光なら Tourism
乗り継ぎでインドネシアに入る場合(シンガポール経由など)は、インドネシアに到着する最後の便の便名と空港を入れます。
滞在先(ホテル)の書き方
インドネシアでの滞在先は、ホテルの予約確認書に載っている英語の名称と住所をそのまま使います。
- 記入例
- Hotel Name
- Bali Garden Beach Resort
- Address
- Jl. Kartika Plaza, Kuta, Badung, Bali 80361
「Jl.」は Jalan(通り)の略で、インドネシアの住所ではそのまま使います。複数のホテルに泊まる場合は、最初に泊まるホテルを書くのが一般的です。日本の自宅住所の書き方はインドネシア入国の住所入力(e-VOA・電子税関申告)を参照してください。
よくあるエラーと対処
- パスポート番号で弾かれる:0とO、1とIの取り違えがないか確認する。番号に記号やスペースは入れない
- 画像がアップロードできない:容量を小さくする、形式(JPG/PNG など)を画面の指定に合わせる
- 支払いが通らない:カード会社の海外決済・本人認証の設定を確認する。別のカードで試す
- 承認メールが届かない:迷惑メールフォルダを確認し、公式サイトのアカウント画面から状況とPDFを確認する
承認されたe-VOAはPDFで保存し、スマートフォンにも入れておきます。到着時の入国審査で提示を求められることがあります。
e-VOAのほかに出発前に済ませる手続き
インドネシア入国では、e-VOAとは別に税関申告の電子申告が必要です。申告の内容と住所欄の書き方はインドネシア入国の住所入力(e-VOA・電子税関申告)で解説しています。
バリ島へ行く場合は、観光客向けの税(観光税)の支払いを求められることがあります。対象や金額、支払い方法は変わることがあるため、渡航前にバリ州の公式の案内で確認してください。
東南アジアの他の国の入国手続きは、タイ(タイTDAC(電子入国カード)の住所入力)、マレーシア(MDAC(マレーシア電子入国カード)の住所入力)、フィリピン(フィリピンeTravelの住所入力)、ベトナム(ベトナムe-Visa申請の住所入力)の記事で解説しています。