NZeTA(New Zealand Electronic Travel Authority)は、日本人が観光や短期の出張、乗り継ぎでニュージーランドに入国するときに必要な電子渡航認証です。申請時には手数料のほか、観光税(IVL)の支払いも求められます。住所欄の書き方はオーストラリアETA・NZeTA申請の住所入力にまとめています。この記事では、住所以外の入力欄を順に解説します。
アプリとウェブ、どちらで申請するか
NZeTAは、公式アプリ(NZeTA)とニュージーランド移民局の公式サイトのどちらからでも申請できます。手数料はアプリのほうが安く設定されています。金額は変わることがあるため、申請画面で確認してください。
- アプリ
- パスポートを撮影して読み取り、顔写真もその場で撮影します。入力の手間が少ない
- ウェブ
- パスポート情報を手入力し、顔写真の画像をアップロードします
どちらで申請しても認証の内容は同じです。公式以外の代行サイトは手数料が上乗せされているため、公式のアプリかサイトから申請します。
顔写真の条件
NZeTAでは顔写真が必要です。不鮮明な写真は差し戻しの原因になります。
- 正面を向き、顔全体と肩の上部が写っている
- 無地で明るい背景の前で撮る
- 帽子とサングラスを外す。眼鏡は反射で目が隠れるなら外す
- 影や逆光で顔が暗くならないようにする
- 加工アプリやフィルターを使わない
ウェブで申請する場合は、条件に合う画像ファイルを用意してアップロードします。ファイル形式やサイズの条件は画面に表示されます。
パスポート情報の欄
アプリなら読み取りで自動入力されます。ウェブでは券面を見ながら手入力します。
記入例(日本のパスポート) Nationality:Japan Passport number:TZ1234567 Passport issue date:発行年月日 Passport expiry date:有効期間満了日
- パスポート番号の英字と数字(0とO、1とI)を取り違えない
- 発行日と有効期限を逆にしない
- 番号は確認のため2回入力を求められることがあります。コピー&ペーストではなく、券面を見て入れ直します
NZeTAは申請に使ったパスポートに結び付いています。パスポートを更新したら、新しいパスポートで申請し直します。
氏名・生年月日・性別
氏名はパスポートのローマ字表記をそのまま入れます。
- 記入例(パスポートの表記
- ITO HANAKO)
- Family name
- ITO
- Given names
- HANAKO
- Date of birth
- 1990年4月15日(画面の日・月・年の欄に合わせて選ぶ)
- Gender
- Female
- ヘボン式と違う綴り(OHNO、ITOH など)がパスポートに使われていれば、その綴りが正です
- 日付は日・月・年の順で並ぶ画面が多く、月と日の取り違えが起きやすい欄です。入力後に見直してください
日付の並び方の見分け方は海外フォームの日付入力にまとめています。
連絡先と住所
Email address には、承認のメールを受け取れるアドレスを入れます。承認の連絡はメールで届くため、打ち間違いがあると結果を確認できません。
自宅の住所を聞かれた場合は、日本の住所を英語の順番で入れます。
記入例 Address line 1:3-12-5 Roppongi Address line 2:#205 Mori Tower City:Minato-ku State / Region:Tokyo Postcode:106-0032 Country:Japan
住所の振り分けはオーストラリアETA・NZeTA申請の住所入力で詳しく解説しています。GlobalShipsのツール(globalships.jp/tools/australia-nz-eta-address)を使うと、郵便番号から欄ごとの値を作れます。
渡航目的:観光(Visitor)か乗り継ぎ(Transit)か
申請の途中で、ニュージーランドに入国するのか、乗り継ぎだけなのかを聞かれます。
- 観光・出張・知人訪問で入国する → Visitor(訪問者)として申請
- オークランド国際空港で乗り継ぐだけで、空港の外に出ない → Transit(乗り継ぎ)として申請
乗り継ぎのみの場合、観光税(IVL)の扱いが入国する場合と異なることがあります。どちらに当たるかは公式の案内で確認してください。乗り継ぎの予定で申請したあとに入国することになった場合は、入国用のNZeTAが必要になることがあります。
犯罪歴・退去歴などの質問
申請の最後に、適格性を確認する質問に答えます。表現は画面によって異なりますが、おおむね次のような内容です。
- 過去に有罪判決を受けたことがあるか
- いずれかの国から退去強制・入国拒否を受けたことがあるか
- 医療を受けることを目的に渡航するか
質問文をよく読み、事実どおりに答えます。該当する場合、NZeTAではなくビザの申請が必要になることがあります。判断に迷う場合は、送信前に公式の案内を確認してください。
家族の分を申請するとき
NZeTAは1人ずつ必要で、子どもも対象です。アプリでもウェブでも、家族の分をまとめて申請できる場合がありますが、パスポート情報と顔写真は1人ずつ用意します。
- 子どものパスポート番号・氏名を、親のものと取り違えていないか確認する
- 子どもの顔写真も、本人の顔が条件どおりに写ったものを使う
- 連絡先は、保護者が確認できるメールでかまいません
申請後に入力ミスに気づいた場合の考え方はオーストラリアETA・NZeTA申請の住所入力の「申請したあとで間違いに気づいたとき」にまとめています。
送信前の確認リスト
送信前に、次の5点を確認します。
- 1氏名・パスポート番号・有効期限が券面と1文字も違わない
- 2生年月日の日と月を取り違えていない
- 3メールアドレスに打ち間違いがない
- 4渡航目的(Visitor か Transit か)が予定と合っている
- 5公式のアプリまたはサイトから申請している
申請の要件・手数料・観光税の金額は変わることがあるため、申請前にニュージーランド移民局の公式案内で確認してください。オーストラリアにも渡航する場合は、オーストラリアETAの個人情報・質問欄の書き方もあわせて参照してください。