留学や海外赴任の準備では、大学の出願書類・現地の銀行口座開設・ビザ申請・各種登録などで「日本の住所(自国の住所)」を英語で書く場面が何度も出てきます。緊急連絡先(家族の実家住所)を英語で求められることもあります。本記事では、これらの書類で日本の住所を正しく英語表記する方法を解説します。
「自国の住所(Home Country Address)」は英語で逆順に
海外の書類で求められる「Permanent Address」「Home Country Address」「Address in your country」などの欄には、日本の住所を英語で、小さい単位から大きい単位の順に書きます。
例:東京都港区港南2-16-3 サンハイツ405 → #405 Sun Heights, 2-16-3 Konan, Minato-ku, Tokyo 108-0075, Japan
国名(Japan)を必ず最後に付けます。
大学・ビザ書類での住所の使われ方
大学の出願システム(Common AppやUCAS等)やビザ申請書では、現住所(Current Address)と恒久住所(Permanent Address)の両方を求められることがあります。留学前は日本の実家を恒久住所、渡航後は現地の住所を現住所として使い分けます。いずれも英語表記で統一しておくと、書類間で住所が食い違うトラブルを防げます。
緊急連絡先(家族)の住所も英語で
留学・赴任先では、緊急連絡先(Emergency Contact)として日本の家族の氏名・住所・電話番号を英語で登録することがよくあります。氏名はヘボン式ローマ字、住所は英語逆順、電話番号は国番号+81形式(例:+81-90-1234-5678)で記入します。
銀行口座・各種サービス登録での注意
現地の銀行口座開設や海外サービスの本人確認では、日本の住所が記載された書類(住民票の英訳・公共料金明細など)との整合性が問われることがあります。書類上の英語表記と、登録フォームに入力する英語表記を揃えておくことが重要です。市区町村名・都道府県名のローマ字を間違えないようにしましょう。
GlobalShipsで日本の住所を英語に変換
GlobalShips(globalships.jp)は、郵便番号を入力するだけで都道府県・市区町村を英語に自動補完し、留学・赴任の各種書類に使える英語住所を生成する無料ツールです。氏名のヘボン式ローマ字・電話番号の+81変換にも対応。すべての処理がブラウザ内で完結するため、海外送金サービス(Wise・PayPalに日本の住所を英語で登録する方法)の登録など個人情報を扱う場面でも安心です。
まとめ
留学・海外赴任で日本の住所を書くときは、①英語で逆順・国名を最後に、②書類間で英語表記を統一、③緊急連絡先も英語・+81電話番号で、が基本です。GlobalShipsで正しい英語住所を作っておけば、複数の書類・登録で一貫した表記を使えます。
渡航後に住所が二重になる問題
留学・赴任で現地に住み始めると、書類上に住所が2つ存在する状態になります。ここを整理しておかないと、書類ごとに違う住所を書いてしまいます。
Permanent Address / Home Country Address:日本の住所。**渡航後も変えません。** 帰国先・恒久的な連絡先として扱われます。 Current Address / Local Address / Mailing Address:現地の住所。渡航後はこちらが郵便物の宛先になります。
実務上のルールは単純です。**郵便物を受け取りたい住所は Current、身元を示す住所は Permanent** に入れます。大学の成績証明書や銀行のカードは Current に届きます。一方、ビザや在留資格に関わる書類では Permanent を求められます。
注意したいのは、日本を離れて住民票を抜いた場合です。この場合でも Permanent Address には従来の日本の住所(または実家)を書くのが一般的で、空欄にはしません。緊急連絡先として機能させるため、家族が住んでいる住所を使うのが現実的です。
書類間で表記を揃える(一番多い事故)
留学準備では、出願・英語試験・ビザ・航空券・保険・銀行口座と、同じ情報を何度も書きます。ここで表記が揺れるのが最も多い事故です。
揃えるべきもの: ・氏名のローマ字(パスポートの券面が絶対の基準) ・日本の住所の英語表記(番地の区切り、建物名の綴り、-ku / -shi の付け方) ・電話番号の形式(+81 で先頭の0を落とす) ・会社名・学校名の英語表記
転職・海外就職で英文履歴書を出す場合は、住所の扱いがこれらの書類とは少し違います(番地まで書かない選択もあります)。判断基準は英文履歴書・レジュメの住所の書き方で解説しています。
実務的な対策は、**最初に1回だけ正しい英語表記を作り、メモに保存して以降はコピペする**ことです。毎回書き起こすと必ずどこかで揺れます。
書類間の不一致は「同一人物と確認できない」という理由で差し戻される原因になります。特にビザ申請では、出願書類・在学証明・財政証明の住所が食い違うと審査が長引きます。氏名の原則は日本人の氏名をローマ字で書く方法、住民票の英訳は住民票を英語表記にする方法を参照してください。
住民票の英訳を求められたときの続柄の書き方は住民票の続柄の英訳一覧にまとめています。