DHL Express(以下DHL)はドイツに本社を置く国際物流大手で、世界220以上の国・地域に対応しています。特にヨーロッパ向けの配送に強みがあり、ビジネス用途から個人の荷物発送まで幅広く利用されています。DHLで正確に荷物を届けるには、英語住所を正しいフォーマットで入力することが欠かせません。
MyDHL+での英語住所入力方法
DHLの公式オンライン発送ツール「MyDHL+」では、以下の項目に英語住所を入力します。
- Contact Name
- 受取人氏名
- Company(任意)
- 会社・組織名
- Address Line 1
- 番地+通り名
- Address Line 2(任意)
- 建物名・フロア・部屋番号
- City
- 都市名
- Postal Code
- 郵便番号
- Country
- 国(ドロップダウンから選択)
- Phone
- 電話番号(必須)
地域別の住所記入ポイント
- ドイツ
- 郵便番号(5桁)+市名の順(例:10115 Berlin)。通り名に番地が後置される場合あり。
- フランス
- 郵便番号は5桁で市名の前(例:75001 Paris)。
- イタリア
- 郵便番号5桁+市名(例:00100 Roma)。
- オランダ
- 郵便番号4桁+2文字(例:1000 AA Amsterdam)。
- アジア(韓国・台湾等)
- 英語表記で問題なし。
DHLの配達日数と料金
DHL Express Worldwide:1〜3営業日配達。世界最速クラスの国際サービス。 DHL Economy Select:ヨーロッパ内向けの低価格サービス。 料金は重量・サイズ・発着地によって異なります。日本からアジア向けは500g未満で3,000〜5,000円程度が目安ですが、公式サイトの見積りツールで正確な金額を確認してください。
差出人(Shipper)欄とインボイスの住所を一致させる
MyDHL+では差出人(Shipper / From)欄にも日本の住所を英語で入力します。ここで入れた住所は、そのまま通関用インボイス(Commercial Invoice / Proforma Invoice)にも印字されます。
- Contact Name
- TARO YAMADA
- Address Line 1
- 3-12-5 Roppongi
- Address Line 2
- #205 Mori Tower
- City
- Minato-ku
- Postal Code
- 106-0032
- Country
- Japan
- Phone
- +81 3-1234-5678
注意したいのは、送り状とインボイスで住所の表記が食い違うと通関で照会が入る点です。会社名の英語表記も含め、必ず同じ文字列を使ってください。法人格の英語表記は株式会社・合同会社を英語で書く方法、インボイスの書式はコマーシャルインボイスの住所・英語表記で解説しています。
MyDHL+で住所エラーが出るときの対処
- 1「Postal code and city do not match」:DHLはCityとPostal Codeの整合性を検証します。区名(Minato-ku)と郵便番号がずれていないか確認してください。
- 2候補が出てこない:DHLの住所補完は日本の住所を網羅していません。手入力で進めて問題ありません。
- 3全角文字:数字・ハイフン・スペースはすべて半角にします。全角が混ざると保存できない、またはラベルが文字化けします。
- 4部屋番号の欠落:MyDHL+はAddress Line 2が任意扱いですが、集合住宅では部屋番号がないと不達になります。必ず入れてください。マンション・アパートの英語住所も参照してください。
- 5内容品が曖昧:DHLは通関でインボイスの品目記述を厳しく見ます。「Goods」「Gift」だけでは止まるため、素材・用途を含めて具体的に書きます。
- 6届かないとき:追跡が止まった場合の確認手順は海外発送の荷物が届かないときの対処にまとめています。
品目ごとに送れるかどうかの判断は海外に送れないもの一覧で、航空危険物・相手国の検疫・法令の3つに分けて整理しています。
GlobalShipsでDHL用住所を瞬時に変換
DHLの荷物発送で必要な英語住所は、GlobalShips(globalships.jp)を使えば郵便番号入力だけで自動作成できます。「DHL」フォーマットを選択することで、DHL独自の住所形式に合わせた出力が可能です。作成した住所はクリップボードにコピーしてMyDHL+に貼り付けるだけで、入力の手間を大幅に削減できます。他社の書き方はFedExの英語住所、料金や日数の比較は海外発送サービス比較を参照してください。