FedExは世界220以上の国・地域に対応した国際宅配サービスです。翌日〜数日での配達が可能な速達性と、詳細な追跡機能が強みで、ビジネス書類や精密機器の発送に多く利用されます。FedExで発送する際は、正確な英語住所の入力が配達の遅延・不達を防ぐ重要なポイントです。
FedExの英語住所入力フォーマット
FedEx Ship Manager(オンライン発送ツール)では以下の項目を入力します。
- Company
- 会社名(あれば)
- Contact Name
- 受取人氏名(例:Taro Yamada)
- Address Line 1
- 番地・通り名(例:2-16-3 Konan)
- Address Line 2
- 建物名・部屋番号(任意)
- City
- 市区町村名(例:Minato-ku)
- State/Province/Region
- 都道府県名(例:Tokyo)
- Postal Code
- 郵便番号
- Country
- 国名
- Phone
- 受取人電話番号(必須)
FedEx International PriorityとEconomyの違い
- FedEx International Priority
- 最速で1〜3営業日配達。ビジネス書類・緊急荷物向け。
- FedEx International Economy
- 3〜5営業日、コスト重視の選択肢。
- FedEx International Packet
- 小型軽量荷物向けの低価格プラン。
発送する荷物の内容・重量・緊急度に応じてサービスを選びましょう。追跡番号はFedExウェブサイトやアプリで確認できます。
住所記入でよくあるミスと対処法
- 1日本式の順序で書いてしまう:英語では「番地→町名→市区町村→都道府県」の順です。
- 2丁目・番・号をそのまま書く:「2丁目16番3号」は「2-16-3」とハイフンで区切ります。
- 3都市名に「-shi」「-ku」を付けない:Minato(×) → Minato-ku(○)
- 4郵便番号を省略する:FedExでは郵便番号が配達精度に直結します。
- 5電話番号を書かない:FedExは受取人電話番号を必須としています。
差出人(Shipper)欄は日本の住所を英語で書く
海外発送では宛先ばかりに注意が向きますが、FedExは差出人(Shipper / From)欄も英語で入力する必要があります。ここに入れるのは日本の自分の住所を英語表記にしたものです。
- Contact Name
- TARO YAMADA(大文字フルネームが無難)
- Company
- 会社名(個人発送なら空欄)
- Address Line 1
- 3-12-5 Roppongi
- Address Line 2
- #205 Mori Tower
- City
- Minato-ku
- State / Province
- Tokyo
- Postal Code
- 106-0032
- Country
- Japan
- Phone
- +81 3-1234-5678
差出人住所は返送先も兼ねます。宛先不明で返送された場合にここへ戻ってくるため、部屋番号まで正確に入れてください。返送先の書き方は差出人・返送先住所の英語表記で詳しく解説しています。
FedExでエラーが出るときの対処
- 1「Invalid postal code」:郵便番号にハイフンを入れて弾かれる場合は、1060032とハイフンなしで入れます。逆にハイフン必須の国もあるため、両方試してください。
- 2「Address not recognized」:FedExの住所照合は日本の住所データを完全には持っていません。警告が出ても、内容が正しければそのまま進めて構いません。
- 3全角文字の混入:住所・電話番号の数字とハイフンはすべて半角にします。日本語入力のまま打った全角ハイフンが最も多い原因です。
- 4Address Line 1の文字数超過:建物名と部屋番号をAddress Line 2へ移して短くします。
- 5電話番号エラー:先頭の0を残したまま+81を付けると桁数エラーになります。「+81 3-1234-5678」が正解です。詳しくは日本の電話番号の国際表記を参照してください。
- 6内容品の記載不足:「Gift」「Sample」だけでは通関で止まります。「Used camera lens」のように品目を具体的に書きます。書き方は海外発送の通関申告書の書き方にまとめています。
品目ごとに送れるかどうかの判断は海外に送れないもの一覧で、航空危険物・相手国の検疫・法令の3つに分けて整理しています。
FedEx用英語住所をGlobalShipsで自動生成
GlobalShips(globalships.jp)では「FedEx」を選択することで、FedExの入力フォーマットに最適化した英語住所を生成できます。郵便番号→都道府県・市区町村の自動補完、番地のハイフン変換、氏名のローマ字変換をまとめて処理するため、手入力ミスを防げます。コピーボタンで即座にFedExフォームに貼り付けられます。他社の書き方はDHLの英語住所やEMSの英語住所、料金や日数の比較は海外発送サービス比較を参照してください。
送料そのものを下げる方法(容積重量の抑え方、船便や小形包装物との使い分け、まとめて送る判断)は海外発送の送料を安くする方法にまとめています。
1行の文字数制限と建物名の逃がし方
FedExの住所欄は1行あたりの文字数が短く、おおむね35文字前後で打ち切られます。日本の住所は建物名が長くなりがちなので、Address Line 1 に全部詰め込むと途中で切れたり、エラーで先に進めなくなったりします。
振り分けの原則は次のとおりです。
- Address Line 1
- 番地+町名(3-12-5 Roppongi)
- Address Line 2
- 部屋番号+建物名(#205 Mori Tower)
- Address Line 3(ある場合)
- フロア・部署名など補足
建物名が長いときは、次の順で短くします。
- 1「Mansion」「Heights」などの一般名詞は残し、「第2」「東館」は 2 / East に置き換える
- 2部屋番号があれば建物名を省いても届く(郵便番号+番地+部屋番号で特定できるため)
- 3会社宛なら部署名は Company 欄か Address Line 3 に回す
建物名・階・部屋番号の英語の並べ方は建物名・階・部屋番号の英語表記、文字数制限への対処全般は住所欄の文字数制限の対処法にまとめています。
海外からFedExで荷物が届く場合(受取人として)
海外通販やオークションで買った商品がFedExで届く場合、送り状を書くのは海外の発送者です。あなたが入力するのは注文時の配送先住所だけで、それがそのまま送り状になります。
注文時の配送先住所は、FedEx向けと同じルールで入れます。
- 番地+町名、建物名+部屋番号、市区町村、都道府県、郵便番号の順
- 電話番号は必須と考えて入れる(配達前の連絡と通関の照会に使われる)
- 氏名は表札・郵便受けの名前と一致させる
日本到着後は輸入通関が行われ、関税・消費税がかかる場合があります。FedExが税金を立て替えて通関し、後から受取人に請求する流れが一般的で、立替に手数料がかかることがあります。請求の有無と金額は、到着前後に届く案内か追跡画面で確認できます。税額の目安は関税・輸入消費税のしくみを参照してください。
住所不備で配達が止まったとき・偽SMSへの注意
追跡画面に「Delivery exception」「Incorrect address」「Customer not available」などが表示されたら、住所の不備や不在で配達が止まっています。
対処の順番 1. 追跡番号でFedEx公式サイトの追跡画面を開き、止まっている理由を確認する 2. 住所の不備なら、FedExのカスタマーサービスに追跡番号を伝えて正しい住所を連絡する(日本国内の配達なら日本語の住所で伝えて構いません) 3. 発送者が修正する必要がある場合は、発送者に英語で正しい住所を送る
一方、「FedExです。住所不備のため荷物を保管しています」といった**SMSやメールのリンクから手続きさせる偽物**が広く出回っています。荷物を待っていないのに届いたメッセージ、支払いやカード情報を求めるメッセージは開かないでください。確認は必ず、自分で公式サイトを開いて追跡番号を入れる方法で行います。追跡番号の見方は追跡番号の調べ方、届かないときの全般的な対処は海外発送の荷物が届かないときにまとめています。