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配送サービス比較2026-09-22 更新

海外発送サービス比較:UPS・DHL・FedEx・EMS どれを使うべきか

海外発送で使えるUPS・DHL・FedEx・EMSを料金・速度・対応地域・使いやすさの観点で比較。用途別のおすすめを解説します。

結論

個人が軽い荷物を安く送るならEMS、急ぎのビジネス書類ならFedEx、ヨーロッパ向けならDHL、北米向けの大型・重量物ならUPSが基本の使い分けです。 料金はEMSが最も安く、FedEx・DHL・UPSはおおむね同水準で高め。配達日数はEMSが3〜7営業日、民間3社が1〜5営業日です。 2kg以下の小型荷物なら、EMSより安い小形包装物(Small Packet)も選択肢になります。

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日本から海外に荷物を送る手段として、EMS(日本郵便)・FedEx・DHL・UPSの4サービスが代表的です。それぞれ料金・配達速度・対応地域・利便性が異なるため、発送する荷物の内容や目的地によって最適なサービスを選ぶことが重要です。

EMS(国際スピード郵便)

運営
日本郵便
対応地域
120以上の国・地域
配達日数
3〜7営業日(目安)
料金
民間業者より安価。500g以下なら1,500円〜
強み
全国の郵便局から発送可能で利便性が高い。個人利用に最適。
弱み
配達拠点が少ない国では到着が遅れる場合あり。
向き
個人が手軽に海外発送したい場合、重量が軽い荷物

FedEx

運営
FedEx Corporation(米国)
対応地域
220以上の国・地域
配達日数
1〜5営業日
料金
EMS・UPSと比べてやや高め。重量・サイズによる
強み
速達性が高く、詳細なリアルタイム追跡が可能。通関ノウハウが豊富。
弱み
料金が高め。小型・軽量の個人荷物には割高感あり。
向き
ビジネス書類・精密機器・高額商品の発送

DHL

運営
Deutsche Post DHL Group(ドイツ)
対応地域
220以上の国・地域
配達日数
1〜5営業日
料金
FedExと同等か少し安い場合が多い
強み
ヨーロッパ向けに特に強い。法人向けサービスが充実。
弱み
集荷エリアによっては対応外の場合あり。
向き
ヨーロッパ向け発送、法人利用

UPS

運営
United Parcel Service(米国)
対応地域
220以上の国・地域
配達日数
2〜5営業日
料金
FedEx・DHLと同等
強み
北米向けに特に強い。大型荷物・重量物に対応。
弱み
日本国内の取扱店がFedEx・DHLより少ない場合あり。
向き
北米向け発送、大型・重量物

小形包装物・国際eパケットという第5の選択肢

2kg以下の軽い荷物なら、EMSよりさらに安い日本郵便の小形包装物(Small Packet)が使えます。

小形包装物(航空便)
2kgまで。EMSより安いが日数はかかる(1〜2週間程度)。追跡は「書留」を付けた場合のみ。
国際eパケット
2kgまで。追跡と損害賠償が標準で付き、小形包装物より少し高い。フリマ・EC発送の主力。
国際eパケットライト
2kgまで。最も安いが追跡のみで到着が遅い。

いずれも税関申告書(CN22)が必要で、宛名ラベルは英語で書きます。書き方はEMSと同じ考え方なのでEMSの英語住所の書き方が参考になります。ただし料金・取扱いは国と時期で変わるため、発送前に日本郵便の公式サイトで最新の条件を確認してください。

選び方の判断手順

  1. 1重量を測る:2kg以下なら小形包装物・国際eパケットを検討。2kgを超えるならEMSか民間3社。
  2. 2期限を決める:1週間以上余裕があるならEMS。3日以内に着けたいならFedEx・DHL・UPS。
  3. 3行き先で絞る:ヨーロッパはDHL、北米はUPS・FedEx、アジアはEMSでも数日で着きます。
  4. 4中身の価値を見る:高額品は補償額を確認します。EMSは最高2万SDRまで、民間3社は基本補償が$100前後で追加保険が必要です。
  5. 5追跡の必要性:受取人に追跡番号を知らせたいなら、追跡が標準で付くサービス(EMS・国際eパケット・民間3社)を選びます。
  6. 6相手国の禁止品目を確認:食品・化粧品・電池は国ごとに規制が違います。壊れ物の梱包と補償は精密機器・壊れ物の海外発送にまとめています。

品目ごとに送れるかどうかの判断は海外に送れないもの一覧で、航空危険物・相手国の検疫・法令の3つに分けて整理しています。

どのサービスを選ぶべきか

個人の小型荷物(書類・衣類等)→EMS 2kg以下でコスト最優先→小形包装物・国際eパケット 急ぎのビジネス書類→FedEx ヨーロッパ向け→DHL 北米向け大型荷物→UPS 複数の業者で見積り比較する場合、GlobalShips(globalships.jp)で一度作成した英語住所を各業者の発送フォームに使い回せるため、比較作業が効率化できます。各社の入力欄の違いはEMSFedExDHLUPSの各記事で解説しています。ヤマト運輸経由で出す場合はヤマト国際宅急便の英語住所、日本郵便のオンライン送り状は国際郵便マイページの住所入力を参照してください。

行き先別のガイド

料金・日数・関税の基準は相手国ごとに違います。送る国が決まっているなら、国別のガイドを先に読むほうが早いです。

オセアニア
オーストラリア(オーストラリアへの発送と英語住所の書き方)

用途別では、贈り物を送るなら海外へプレゼント・ギフトを送る方法、壊れ物なら精密機器・壊れ物の海外発送が参考になります。

送料そのものを下げる方法(容積重量の抑え方、船便や小形包装物との使い分け、まとめて送る判断)は海外発送の送料を安くする方法にまとめています。

料金の見方:重量だけでは決まらない

国際便の料金は「実重量」と「容積重量」の大きいほうで決まります。容積重量は箱の体積から計算する仮想の重量です。

容積重量(kg)= 縦(cm) × 横(cm) × 高さ(cm) ÷ 係数

係数は日本郵便のEMSが 6,000、FedEx・DHL・UPSが 5,000 を使うのが一般的です(契約や路線で変わります)。つまり同じ箱でも、民間3社のほうが容積重量は大きく出ます。

軽くてかさばるもの(衣類、ぬいぐるみ、菓子)は容積重量で課金されるため、箱を1サイズ落とすだけで料金が変わります。逆に重くて小さいもの(書籍、金属部品)は実重量で決まるので、箱を小さくしても効果がありません。

見積もりを比べるときは、必ず同じ「箱の外寸と重量」で比べてください。サイトの料金表だけを見て比較すると、この差が抜け落ちます。

日数と「営業日」の落とし穴

公表される所要日数はいずれも営業日ベースで、通関で止まった時間は含みません。

  • FedEx・DHL・UPS:主要都市向けで2〜4営業日。自社機と自社通関を持つため、日数のブレが小さいのが特徴です。
  • EMS:3〜6営業日が目安。相手国に着いてからは現地の郵便事業者に引き継がれるため、ここでの遅延が読めません。
  • 小形包装物・国際eパケット:1〜3週間。船便相当の扱いになる路線もあります。

日数が読めるかどうかは、料金以上に差が出る部分です。期日が決まっている荷物(誕生日、イベント、書類の提出期限)は、平均日数ではなく「最悪どれだけかかるか」で選んでください。EMSは安いぶん、着地側の事情で1週間単位で伸びることがあります。

荷物が動かなくなったときの調べ方は追跡番号の見方と調べ方、届かないときの対処は海外発送で荷物が届かないときの対処法にまとめています。

補償額と保険の違い

トラブル時にいくら戻るかは、サービスごとに前提が違います。

EMS
2万円までの損害賠償が料金に含まれます。それ以上は2万円ごとに追加料金を払って上限を引き上げます(上限は相手国により異なる)。
小形包装物
書留を付けない限り補償はありません。追跡もつきません。安さと引き換えに、紛失したら戻らないと考えてください。
FedEx・DHL・UPS
規定上の賠償額は重量基準で計算され、実際の商品価格より低くなることが普通です。高額品は別途の運送保険(申告価格に対する保険)を付けます。

判断の基準は単純で、「失って諦められる金額か」です。諦められないなら補償を付ける。付けられない安さのサービスは選ばない。中古品・一点物のように代替が効かないものは、金額にかかわらず追跡と補償のあるサービスにしてください。

サイズ・重量の上限と送れないもの

どれだけ安くても、規格から外れた荷物は受け付けられません。

EMS
30kgまで(相手国により20kg以下の制限あり)。長さ1.5m、長さ+胴回り3mが上限。
小形包装物
2kgまで。長さ60cm、長さ+幅+厚さ90cmが上限。
FedEx・DHL・UPS
1個68kg程度まで受け付ける路線が多く、規格外でも追加料金で対応できる場合があります。

重量とは別に、内容物の制限があります。リチウム電池(モバイルバッテリー単体)、香水・アルコール類、スプレー缶、生鮮食品、粉末類は、送れないか大幅に制限されます。相手国ごとの禁制品も別にあります。

出す前に「送れるか」を先に確認してください。詳しくは海外発送で送れないもの一覧にまとめています。

法人・継続利用なら料金表は変わる

個人がカウンターに持ち込むときの料金は定価です。継続的に送るなら、条件が変わります。

  • 日本郵便:ゆうびずポータルの利用や、差出数に応じた割引制度があります。
  • FedEx・DHL・UPS:アカウントを開設すると、月間の出荷量に応じた料率が適用されます。個人向け定価の半額以下になることも珍しくありません。集荷も無料になります。
  • フォワーダー・代行業者:複数社の枠をまとめて仕入れているため、単発でも定価より安く出せることがあります。

月に数件以上送るなら、定価で比較する意味はほとんどありません。まずアカウントを作って自分の料率を確認してから、サービスを選んでください。逆に年に数回であれば、定価での比較と持ち込み割引で十分です。

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よくある質問

一番安く海外に送れるのはどれですか?▼

2kg以下なら日本郵便の小形包装物や国際eパケットライトが最も安く、次にEMSです。2kgを超えるとEMSが基本の選択肢になり、FedEx・DHL・UPSは速い代わりに高くなります。

EMSと民間業者では英語住所の書き方が違いますか?▼

住所そのものの書き方(逆順・ローマ字・ハイフン区切り)は同じです。違うのは入力欄の分かれ方で、FedEx・DHL・UPSはAddress Line 1 / 2やCity、State、Postal Codeに分割して入力します。

追跡はどのサービスでも使えますか?▼

EMS・国際eパケット・FedEx・DHL・UPSは標準で追跡できます。小形包装物は書留を付けない限り追跡番号が付きません。

関税は差出人が払うのですか?▼

原則は受取人の負担です。ただしFedEx・DHL・UPSでは差出人払い(DDP)を指定できます。ギフトでも一定額を超えれば課税されるため、事前に相手国の免税枠を確認してください。

容積重量とは何ですか?▼

箱の体積から計算する仮想の重量です。縦×横×高さ(cm)を係数で割って求め、EMSは6,000、FedEx・DHL・UPSは5,000を使うのが一般的です。実重量と容積重量の大きいほうで課金されるため、軽くてかさばる荷物は箱を小さくすると料金が下がります。

EMSの補償はいくらまでですか?▼

2万円までが料金に含まれます。それ以上は2万円ごとに追加料金を払って上限を引き上げられます。小形包装物は書留を付けない限り補償も追跡もありません。

モバイルバッテリーは送れますか?▼

リチウム電池単体は航空危険物にあたるため、多くのサービスで送れません。機器に内蔵された状態でも制限があります。出す前に各社の禁制品一覧と相手国の規制を確認してください。

法人で継続的に送る場合も同じ料金ですか?▼

変わります。FedEx・DHL・UPSはアカウントを開設すると出荷量に応じた料率が適用され、個人向け定価の半額以下になることもあります。月に数件以上送るなら、定価での比較にはあまり意味がありません。

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