海外の友人・家族への贈り物をEMSや国際郵便で送る機会が増えています。ギフト発送では通常の荷物発送と異なる点がいくつかあるため、事前に確認しておくことが重要です。
ギフト発送の基本手順
- 1梱包:贈り物にふさわしい梱包材を使用し、破損しないようしっかり保護する
- 2送り状作成:受取人の英語住所を正確に記入する
- 3税関申告書(CN22/CN23)に「Gift」チェックを入れ、内容品と価格を記入
- 4郵便局の窓口で発送手続き(発送前に内容品の確認を求められる場合あり)
- 5追跡番号をメモして受取人に知らせる
「Gift」と記載する際の注意点
税関申告書の「Gift(贈り物)」チェックを入れると、国によっては関税が軽減・免除される場合があります。しかし、価格を意図的に低く申告する「虚偽申告」は違法です。実際の市場価格を正直に記入してください。
- ギフトでも以下の場合は関税・消費税が課されます
- EU諸国向け
- 45ユーロ超のギフト
- アメリカ向け
- 100ドル超のギフト
- 中国向け
- 50人民元超の個人受け取り荷物
品目ごとに送れるかどうかの判断は海外に送れないもの一覧で、航空危険物・相手国の検疫・法令の3つに分けて整理しています。
受け取り時にかかる関税・消費税の目安は海外通販の関税・消費税はいくらかで、計算方法から解説しています。
禁止品目・規制品目に注意
ギフトであっても、禁止品目は送れません。
- 食品
- 肉類・農産物は多くの国で輸入禁止または検疫対象
- 化粧品
- 成分によって輸入規制がある国あり
- 電池
- リチウム電池内蔵品は航空便で規制あり
- アルコール
- EMS・航空便での発送が制限される
発送前に相手国の禁止品目を日本郵便のウェブサイトで確認しましょう。
ギフト梱包のポイント
ギフトボックスや包装紙を使う場合、税関検査で開封されることがあります(包装をほどかれる場合あり)。大切な贈り物は内側に緩衝材を使い、外箱は段ボールで強化することをおすすめします。「FRAGILE(壊れ物)」シールは陶器・ガラス製品に有効です。
宛名は相手国の書式、英語にするのは差出人欄
海外へ送る場合、宛名(受取人)は相手国の住所書式でそのまま書きます。アメリカなら「123 Main St, Apt 4B, Springfield, IL 62704, USA」のように、相手から教わった形をそのまま写すのが正解です。日本式に並べ替える必要はありません。
英語にするのは差出人(Sender / From)欄、つまり日本の自分の住所です。
〒106-0032 東京都港区六本木3-12-5 森タワー205号室 → #205 Mori Tower, 3-12-5 Roppongi, Minato-ku, Tokyo 106-0032, Japan
差出人住所は宛先不明時の返送先になるため、部屋番号まで正確に書いてください。書き方は差出人・返送先住所の英語表記、日本の住所全体の並べ方は日本の住所を英語で書く方法で解説しています。国別の書式はアメリカイギリス韓国の各ガイドも参考になります。
GlobalShipsで英語住所を準備
ギフト発送の送り状に記入する英語住所は、GlobalShips(globalships.jp)を使って素早く作成できます。受取人の郵便番号や住所から英語フォーマットを生成し、EMS・FedEx各社の送り状に対応したコピー用テキストを作成できます。申告書の書き方は海外発送の通関申告書の書き方、配送手段の選び方は海外発送サービス比較を参照してください。